シラバス情報

授業コード
11420001
講義名
ロジカルシンキング II
開講時期
2020年度3Q(後期)
科目分類
基礎
科目分野
セルフディベロップメント
教員名
渡辺 パコ
実務家教員
実務家教員
履修年次
1〜2
単位数
1.00単位
曜日時限
水曜4限

学習目標 (到達目標)
「ロジカルシンキングI 」では、今感じている課題や現在の状況を出発点に、よりよい状況にするための答えを探し、伝えることを目的としているのに対し、「ロジカルシンキング
II」では、みらいになにが起こるのか、なにを実現するかを中心に据えて、「私はこれから○○を実現する」という未来にむけての創造的な思考について学ぶ。
まだ実在していないことがらについて、先に言葉を生み出し、その言葉によって未来を実際に創り出すような、その「言葉」を「コンセプト」と呼ぶ。コンセプトを未来の創造に先行して生み出される「言葉による未来」であり、コンセプトがあるからこそ、クリエイティブは成立する。
ビジネスの現場の中心は、イノベーションや創造的な活動である。まだ実在していない、これからの創造活動の担い手になるには、まずコンセプトを生み出す能力が必要である、それがあってこそ、テクニカルスキルによって実際に実現することが可能になる。逆に言えば、コンセプトなしにクリエイティブも創造もありえない。
本講座では、まず既存の商品やサービスを取り上げてそれが生み出されたコンセプトを「リバースエンジニアリング」する練習を通じて、コンセプトと実際のサービスの関係をつかむ。次いで、学生自身が創造してみたいテーマを設定し、それをコンセプトとして言語化する。創造、捜索活動には不可欠な、論理的コンセプトワークを学ぶクラスである。


授業概要 (教育目的)
クラスは講義形式ではなく、演習を中心に進める。毎回課題が提示され、各自が考えると同時に、グループワークを通じて課題に取り組むことで、ひとりの考えに留まらずに、グループでひとつのコンセプトを生み出すことを体験的に学ぶ。
履修条件
ロジカルシンキングIの単位修得
履修条件緩和
成績評価方法・基準
(1)毎回クラスでつくったものを提出する(60%)
(2)最終回で提出するレポート(40%)
期末試験の内容
毎回の提出物、最終回のレポートで成績をつけるため、試験、クラス終了後のレポート提出はない(任意の再提出機会はあり)。
課題の内容

授業内容
第1回
■クラスの取り組み方。単位認定要件。デジキャンでのアップロードテスト。
■制作・企画の中でのコンセプトの意味、役割、重要性を理解する。
第2回
■仮説思考(1)
・コンセプトを考える準備として仮説を立てることの重要性を学ぶ
・仮説をたくさんつくる
・ひとつの仮説について逆の仮説を立てる
演習「パソコンは必要か?」
第3回
■仮説の検証(1)
・前回つくった仮説を検証する
・ネットで調べて検証する
・ヒアリングする
・実際にプロトタイプをつくって検証する
演習「パソコンは必要か?」
第4回
■仮説と検証(2)
仮説と検証を別のテーマで進める
演習「一眼レフカメラに未来はあるか?」
第5回
■多面的な仮説
・枠組みをつくって仮説を立てる
・多面的な仮説で説得力を高める
演習「若者はこれからどんな服を求めるか?」

第6回
■ピラミッドストラクチャ
・三角形のロジックで説明する
演習「若者はこれからこんな服を着る!」
第7回
■コンセプトの創造
・ここまで学んだことを総合的に使ってコンセプトをつくる
演習「若者が食べたいスイーツ」
第8回
■コンセプトの理解とフィードバック
・前回つくったコンセプトを相互にコメントし、リファインする。

■クラス全体のまとめ

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
さまざまなテーマについて、仮説を立て、検証し、これからこういうものが受け入れられる、社会に登場する、という創造的なメッセージを考えるクラス。
演習科目やゼミでの制作や、将来の仕事に直結する内容である。
教員連絡先
https://www.facebook.com/paco.watanabe
からメッセージ
または
e-mail:pc@pcx.cx