シラバス情報

授業コード
54510001
講義名
法律の起源と現代社会に生きる法律
開講時期
2020年度2Q(前期)
科目分類
教養
科目分野
社会性/法学
教員名
西島 和
実務家教員
実務家教員
履修年次
2〜4
単位数
1.00単位
曜日時限
金曜5限

学習目標 (到達目標)
人権・民主主義・法の支配などの基本的な概念を理解し、設定された基準にもとづき法律の憲法適合性などを判断し、それぞれの判断についてコミュニケーションできるようになること。
授業概要 (教育目的)
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
試験は実施しない。レポート提出による評価を行う。毎回、講義中に講師が毎回の講義テーマに関する質問を示す。この質問に対する回答を講義後に提出してもらう。8回のレポートの内容を「前提事実を正しく把握しているか」「質問を正しく理解しているか」「論理的な思考ができているか」等の基準により評価する。
期末試験の内容
課題の内容

授業内容
第1回
法律がつくられる基礎となる人権・民主主義・法による支配などの基本的な考え方を学び、法律が正しいかどうかをどのような基準で判断するかについて考える。
第2回
「人が個人として尊重される」とはどういうことか、個人の自由や権利が制限されるのはどのような場合か、「許される差別」があるか、など人権に関する基本的な考え方を学ぶ。
第3回
「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」とはどのような権利か、生活保護制度と生存権の関係などを学ぶ。
第4回
パートナーを選ぶ自由について、日本国憲法はどのように定めているか、同性婚と憲法の関係、結婚できる年齢を「男は18歳、女は16歳」と定める法律が「正しい」かどうかなどについて考える。
第5回
「みんなで議論してものごとを決める」民主主義が正しく機能するためには、議論の前提となる事実をみんなが知っていることが必要であり、事実を知らせる「表現の自由」が保障されていることが重要だが、他方で、表現が人を傷つける場合がある。表現の自由の重要性とその限界について考える。
第6回
日本では選挙された議員が法律などを決める「代表民主制」がとられているが、議員を選挙すること以外にも「民主主義」のかたちはある。広告クリエイターのスキルを活かして市民運動など民主主義の現場を応援している砥川直大さんのお話をもとに、民主主義をどのように実現していけるのかを考える。
第7回
今の日本で、国会議員は「全国民の代表」といえるのか、18歳に被選挙権がないのはなぜか、外国人に選挙権を保障するという考え方などについて考える。
第8回
「違法な」武力行使、「適法な」武力行使とはどのようなものか、武力行使と人権・正義の関係、日本の「自衛隊」に関する法制度などについて、元自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんのお話をもとに考える。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
『あたらしい憲法のはなし』童話社、2001

『「自分の国」を問いつづけて ある指紋押捺拒否の波紋』崔善愛著、岩波書店、2000

『自衛隊はみんなを愛してる!』井筒高雄、青志社、2015
※大学での教科書販売はありません。

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