シラバス情報

授業コード
11360001
講義名
日本語文章表現 IV 【セット履修】 [ライブ]
開講時期
2021年度4Q(後期)
科目分類
基礎
科目分野
セルフディベロップメント
教員名
新島 尚子
実務家教員
実務家教員
履修年次
1
単位数
1単位
曜日時限
金曜2限

学習目標 (到達目標)
読解力や記述力にも直結する母語力を確実に習得し、文章・音声表現力を向上させることを目標とする。
「読む・書く」力とともに「聞く・話す」力を伸ばし、「言葉の力」の充実を目指す。
授業概要 (教育目的)
四言語活動のうち音声言語(話す・聞く)を中心に、「音声表現力」を自分自身のものとし、自分の思考を自身の言葉で構築し自分の声で具現化できる力を身につけることを目的とする。また、音声表現に適した文章表現力を身につけることも目的とする。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
2月4日実施の期末試験のうち
1: 筆記 60%
2: スピーチ・プレゼンテーション 40%   以上の点で総合的に評価する。
期末試験の内容
授業内容に準ずる筆記試験・実技試験(2月4日実施)
追試:別途対応
再試:別途対応
課題の内容

授業内容
第1回
「文章表現と音声表現」:それぞれの文体の違いと効果的な使い方。
第2回
「共通語の成立」:日本語共通語の音声特徴。効果的な発声ー理論と実践。
第3回
「共通語の音声特徴1」:特殊拍、アクセント、滑舌。
第4回
「共通語の音声特徴2」:鼻濁音の法則、母音の無声化。
第5回
「音声表現の実際1」:詩歌・随筆・文学作品から文章作成・朗読法を学ぶ。
第6回
「音声表現の実際2」:CM・ナレーション原稿から文章作成・音声表現を学ぶ。
第7回
「プレゼンテーション1」:身近なテーマを題材に演習。
第8回
「プレゼンテーション2」:身近なテーマを題材に演習。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
『国語辞典』『アクセント辞典』等(電子辞書可)

参考文献
教科書は使用せず、教員作成資料を中心に進めていく。

※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
日本の学校教育の中ではあまり取り上げられない音声表現技術にスポットをあてていきます。音声表現理論を学び実践演習を行い、実習を通して声を出し表現することに慣れていくでしょう。人前で話すことが苦手な人も臆せず履修してください。理論体系を学ぶことできっと苦手意識が薄らぐでしょう。そして、得意な人はますます得意となるでしょう。コンテンツ制作者志望・表現者志望、どちらも歓迎します。
教員連絡先
n.niijima@dhw.jp