シラバス情報

授業コード
35120001
講義名
作画演習 II 【セット履修】 [ハイブリット *リモートOK]
開講時期
2021年度4Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
アニメ
教員名
福井 智子
実務家教員
実務家教員
履修年次
1〜2
単位数
2単位
曜日時限
火曜3限、火曜4限

学習目標 (到達目標)
・ 画力よりも動画の理解度を重視
・ 限られた時間数の中で課題をこなす集中力を養う
・ 2次元である絵を立体として捕え作画するには、物理の知識や広い視野が必要となる
・観察力を身につける
授業概要 (教育目的)
・ アニメーションの基礎知識を身につける
・ 作画(動画)する思考を養う
履修条件
基礎ツール演習Ⅰの単位修得
履修条件緩和
成績評価方法・基準
・課題75%、試験25%
・ 授業内で課題を提出するには出席率80%〜100%が必至。(毎回口頭での出欠席の確認あり)
・ほぼ毎回課題説明と課題提出があります。授業には必ず出席してください。
期末試験の内容
・期末試験あり。また、授業内で課される3つ全ての課題の提出が必須となる。
 ※課題は増える可能性があります。
・提出方法 基本的に講師に授業時間内に提出
課題の内容

授業内容
第1回
・課題「手」動かすために必要な知識、動かすポイントと実践
・作画演習I で持ってきた道具を引き続き持参する
第2回
・前回の続きと課題提出『手』
第3回
・課題「走り」動かすために必要な知識、動かすポイントと実践(フレームイン/フレームアウト)
・タイムシート(原画のタイムシートと動画のタイムシートの違いと書き方)
第4回
・前回の続きと課題提出『走り』
第5回
・課題「歩き」動かすために必要な知識、動かすポイントと実践(フォロー)
第6回
・前回の続き
・歩きの動きのアドバイス
第7回
・「歩き」の完成  課題提出
第8回
・筆記試験
・参考映画鑑賞

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
・演習初回から、A4サイズのクロッキー帳と筆記用具を絶対持参の事。
・第1回目で説明した道具をそのまま使用

参考文献
「アニメーションの基礎知識大百科」
    /神村幸子(グラフィック社・\2,800・978-4-7661-2060-8)
「増補 アニメーターズ・サバイバルキット」
    /リチャード・ウィリアムズ(グラフィック社・\4,800・978-4-7661-2196-4)
「アニメーションの本」
    /アニメ6人の会(合同出版社・\1,800・4-7726-0079-5)
「アニメスタジオテクニック 〜RETAS STUDIOで学ぶアニメの作り方〜」
    /株式会社ボーンデジタル/著者:与澤桂子、富沢信雄、伊東耕平、大塚康生、竹内孝次/6,480円(税込8%)/ISBN:978-4-86246-114-8
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
・本科目は、アニメーションの基礎知識がないと理解が難しいため、「アニメーション概論」の履修を強く推奨する 。
・留学生は、日本語能力試験N2以上のレベルを推奨する 。
・全く絵が描けない学生にはお勧めできません。
・将来アニメーション業界のアニメーターを目指したい学生に勧めます。
・この演習で覚えた知識は、次年度1Q2Qの『作画演習Ⅲ』や『デジタル作画演習』や他のアニメーションの授業でも必要となります。
教員連絡先