シラバス情報

授業コード
33510001
講義名
映像撮影演習 I 【セット履修】
開講時期
2021年度3Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
映像
教員名
岡村 裕太、落合 賢
実務家教員
実務家教員
履修年次
1〜3
単位数
2.00単位
曜日時限
月曜5限、月曜6限

学習目標 (到達目標)
「映像撮影演習1」は、撮影技法の基礎から、実際運用の基本と応用を習得することを目的とする。
機材、その機能と役割など撮影における基本的な知識を習得し、環境の違うあらゆる現場での知識活用を可能とする技術習得を目指す。
授業概要 (教育目的)
「映像撮影演習1」での課題テーマは、実際にカメラを使用し、その構造、各機能の基本的理解を進める。
さらに実際に撮影し、上記の理解を深め、実際に運用する能力の習得とその応用を可能とする。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
課題提出点 80%(課題を狙い通り出せれば満点)
出席・授業態度・課題取組姿勢など 20%(問題なければ満点)
*授業を妨害するような態度(私語、居眠り、度重なる離席、指示不履行など)があれば退席を求めるか評価しない場合もある。
期末試験の内容
特になし
課題の内容

授業内容
第1回
・自己紹介
・シラバスの説明「8回の授業で何を学ぶ?」
・カメラの構造と説明「プロのカメラと(貴方が毎日使う)iPhone撮影は何が違うか?」
第2回
・フォーカスと焦点深度についての考察
・ズームと画角の考察
・課題A:実際にカメラを使って撮影「人物と背景の関係に注目してみる」
・フォーカス/ズーム課題出し
第3回
・授業2の課題を提出
・各課題の講評
・広角〜標準〜望遠レンズについての考察(前授業についての復習と理解の深化)
第4回
・絞り/ゲイン/シャッタースピードについての考察
・絞りと焦点深度の関係/ゲイン(ISO)と画質の関係/シャッタースピードと動き(蛍光灯下のフリッカー含む)の関係についての考察
・課題B:実際にカメラを使って撮影「暗い室内と明るい日光下での撮影はどう設定するか」
・絞り/ゲイン/シャッタースピード課題出し
第5回
・授業4の課題を提出
・各課題の講評
・ホワイトバランスと色温度についての考察(次授業についての予習と心構え)
第6回
・ホワイトバランスと色温度についての詳細な説明
・照明環境と必要な照明機材の説明
・課題C:実際にカメラを使って撮影「蛍光灯下と自然光下で色温度を意識して撮影する」
・ホワイトバランス課題出し
第7回
・授業6の課題を提出
・各課題の講評
・グリップ(特機類)についての考察(最終課題と映像撮影演習2に向けた予備知識)
・課題D:最終課題出し「今までの知識を総動員して撮影してみる」
第8回
・最終課題提出
・各課題の講評

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
特になし
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
演習1と2を通じて、プロフェッショナルが実際の現場で撮影している技術の基本を理解・認知することを目指します。
全16時限で、映画やCMなどの映像がどう撮影されているか「早わかり」でき、自分でも頭の中で再現できるようにしましょう。
教員連絡先