シラバス情報

授業コード
29310002
講義名
特別講義A(電子出版概論) [ライブ型・FS]
開講時期
2021年度1Q(前期)
科目分類
応用
科目分野
教員名
徳永 修
実務家教員
実務家教員
履修年次
2〜4
単位数
1.00単位
曜日時限
木曜4限

学習目標 (到達目標)
発信者と受容者双方の視点から、国内外の電子出版メディア/コンテンツに係る最新状況を理解する。知を媒介する役割をもつ「出版」という考え方に触れることで、将来の社会を担うグローバルな未来人として、電子出版を始めとした情報メディアと向き合うための基本的なスタンスとリテラシーを養う。
授業概要 (教育目的)
電子出版メディア/コンテンツに触れたときより深い理解を得るための基礎教養=ヒストリー、マーケティング、テクノロジー、クリエイティブ等の基本事項について講義する。毎回ケーススタディを基本として議論を喚起し、一方向的な知識伝授に陥らず、学生とともに電子出版を考える機会としたい。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
●評価方法:学習目標への到達の度合いを評価の基準とし、授業内における行動および期末試験で評価を行う
●評価基準:講義出席時の行動評価:30%、期末試験:70%
●注意事項:出席率が70%に満たない学生は評価の対象とならない。公欠する場合は事前に届けること。やむを得ない事情で事前の届け出が困難な場合は事後に届けること
※公欠=就職活動や慶弔などやむを得ない事情で授業を欠席する場合、出席扱いとする
期末試験の内容
【本試験】
●試験の方法:筆記試験
●受験条件:講義の出席率が70%以上の者
●試験実施日:追って連絡する
●試験実施場所:追って連絡する
●内容:論述問題または選択問題
●持込物の制限:特になし。教室で行う場合は必ず筆記用具を持参すること

【追試験】
●試験の方法:筆記試験
●受験条件:講義の出席率が70%以上で追試験の必要性が認められた者
●試験実施日:本試験日より1週間以内を目処に個別に通知する
●試験実施場所:個別に通知する
●内容:論述問題または選択問題
●持込物の制限:特になし。教室で行う場合は必ず筆記用具を持参すること

【再試験】
●試験の方法:筆記試験
●受験条件:講義の出席率が70%以上で再試験の必要性が認められた者
●試験実施日:個別に通知する
●試験実施場所:個別に通知する
●内容:論述問題または選択問題
●持込物の制限:特になし。教室で行う場合は必ず筆記用具を持参すること

※試験についての諸注意は講義時に随時行うので注意すること
課題の内容

授業内容
第1回
電子出版は同床異夢? さまざまな電子書籍デバイスと電子出版物のバリエーションを紹介し、EPUBやコミックに偏りがちな「電子書籍」のイメージを超える新しい電子出版の姿を整理する。
第2回
2010年初頭、iPadの発表イベントでスティーブ・ジョブズが示した「未来の雑誌」の仕組み。インタラクティブ・ブックの事例を紹介し、読書の概念を広げるExtended Reading/Relational Readingの可能性を探る。
第3回
かつて日本は世界最大の電子出版大国だった。海外の状況も交えつつ、PDA、CD-ROM、ケータイ小説・コミックから現在に至る電子出版の歴史をたどる。また「青空文庫」など特筆すべきトピックを紹介する。
第4回
電子出版はビジネスとして成り立つのか。成功事例のケーススタディと最新の市場調査データをもとに、未だ囁かれる悲観論の誤解を解く。また来るべき電子出版の新しいビジネスモデルについても考察する。
第5回
すぐれた電子出版物では、オブジェクト(テクストや図版など)とコンテクスト(台割構成)はどうコントロールされているのか。実際の作品を例に引き、出版物の編集という視点からケーススタディする。
第6回
読者に効果的にコンテンツを提示するためには、電子出版物のインターフェイスをどう組み立てればいいのか。実際の作品を例に引き、グラフィックデザインとユーザー体験という視点からケーススタディする。
第7回
EPUB系およびインタラクティブ系のオーサリングシステム、アプリおよびコンテンツの配信系プラットフォームなど電子出版のテクノロジーについて説明する。制作効率を改善する編集工程管理系ソリューションについても触れたい。
第8回
映画「ハリー・ポッター」に出てきた動く「魔法新聞」は、現実のものとなりえるのか。本講義の総括として、電子出版の未来像についてディスカッションを行う。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
講義時に随時指定する。
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
電子出版の魅力と現状、近未来について総合的に学習する講義です。毎回、授業の後半はグループワークを行う予定です。

●受講にあたっての注意点
・本好き雑誌好きは歓迎するが、逆に、本など読む習慣がないという者こそ、ぜひ受講してほしい。また、電子出版をテーマとした授業であるが、特段のデジタルスキルは求めない
・講義は日本語で行う。資料等も日本語を基本とするが、英語の資料を用いる場合もある
・必要と状況に応じ、ゲスト教員、補助教員等と指導にあたる場合がある
・基本的に授業計画に沿って講義を行う予定だが、授業内容は随時変更することがある
・資料の配布や講義に関する連絡を、デジキャン、Google Classroom、特設Webサイト等を通じて行う予定である。これについて第1回目の講義時に説明するので、やむを得ない事情がない限り必ず出席すること
・コロナ禍に適切に対応できるよう、状況に応じた授業の進め方を検討・実施する
教員連絡先
メールアドレス o.tokunaga@dhw.ac.jp