シラバス情報

授業コード
31110015
講義名
基礎ツール演習 I (G2-1) [ライブ型・FS]
開講時期
2021年度1Q(前期)
科目分類
演習
科目分野
基礎
教員名
HAL_
実務家教員
実務家教員
履修年次
1
単位数
2.00単位
曜日時限
金曜3限、金曜4限

学習目標 (到達目標)
デジタルグラフィック制作を楽しく学び、更なるスキルアップを⽬指して向上⼼が持てるようになる。
アプリケーションの基本操作は映像教材にて学習し、ワークを通して作品制作が出来るようになる。
授業概要 (教育目的)
グラフィックの基礎ツール であるAdobe Photoshop と Illustrator を学びます。
基本操作は、授業内もしくは反復学習として、映像教材を利⽤し、各⾃のペースで学習していただきます。
授業では、ワークや課題制作を中⼼とし、作品制作の⼯程やツールの応⽤⽅法について学びます。
※本授業では、映像教材を利⽤しますので、ヘッドフォン、イヤフォンを準備してください。
※PCルームを使⽤する場合は、有線のヘッドフォン、イヤフォンを準備してください。
【映像教材】
「Step1:Illustratorの基本操作」については、アプリの起動やオブジェクトの操作、ドキュメントの保存の説明になります。
使⽤経験が無かったり、PC操作に不安がある学⽣は、初回の授業前までに閲覧して、スムーズに作業が出来るように準備をしておいてくだ
さい。
▼Step1:Illustratorの基本操作
・Illustratorの起動と基本画⾯ (約 14分)
・ツールパネルやパネルの使い⽅ (約 13分)
・作業画⾯を拡⼤・縮⼩する/表⽰位置を変更する (約 13分)
・表⽰⽅法を変更する (約 09分)
・オブジェクトを選択・移動する (約 11分)
・オブジェクトを削除する/作業の取り消しとやり直し (約 08分)
・ドキュメントの保存と閉じ⽅ (約 10分)
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
課題点70%、授業点30%の総合点数で評価を⾏います。
課題は、共通課題と各ワークの合計点となります。
授業点は、理解度や積極性、授業アンケートの回答状況などを評価します。
※総合点が60点以上の場合でも、出席率が70%を満たしていない場合は、評価対象外となります。
期末試験の内容
期末の試験はありません。課題作品と提出物を評価します。
※映像教材の閲覧状況を確認するために⼩テストを⾏う場合があります。
※課題の提出は、Google Classroomを利⽤します。
課題の内容

授業内容
第1回
■データの管理方法を覚える
 グラフィック制作にはたくさんのファイルが必要です、ファイルの管理を怠ると必要なファイルを探すときに無駄な時間が多くなります。
 管理しやすい様に「基礎ツールフォルダー」の中に「001」〜「008」までのフォルダーを作ります。
■映像教材の利⽤⽅法について
・映像教材(Any)の利⽤⽅法や学習の進め⽅について説明をします。
■ワーク1:似顔絵の制作
・Illustratorを使⽤します。
・簡単な図形を組み合わせて似顔絵を制作ながらオブジェクトの配置や操作について楽しみながら慣れていきます。
・ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習し制作のサポートを中⼼に⾏います。
□学習項⽬
基本操作/レイヤー/オブジェクトの配置/複製/回転/リフレクト/カラー/ロック/アートボード
【映像教材】
▼「Step02 描画ツールでの描画」
・新規ドキュメントを作成する (約 11分)
・「塗り」と「線」を設定する (約 11分)
・⻑⽅形を描く (約 08分)
・⾓丸⻑⽅形を描く (約 11分)
・楕円形を描く (約 09分)
・多⾓形を描く (約 11分)
・スターを描く (約 11分)
・「塗り」と「線」の設定を変更する (約 15分)
・スマートガイドやバウンディングボックスを使⽤する (約 16分)
・オブジェクトを複製する (約 13分)
・オブジェクトを整列する (約 11分)
・パスファインダーを使⽤する (約 13分)
・オブジェクトをグループ化する (約 13分)
・オブジェクトの重なり順を変更する (約 10分)
・オブジェクトを拡⼤・縮⼩する (約 13分)
▼「Step05 レイヤー 」
・レイヤーについて (約 07分)
・レイヤーを操作する (約 15分)
・レイヤーパネルについて (約 11分)
・レイヤーオプション]ダイアログボックスについて (約 11分)
▼「Step08 オブジェクトの変形 」
・回転ツールを使⽤する (約 08分)
・拡⼤・縮⼩ツールを使⽤する (約 07分)
・リフレクトツールを使⽤する (約 06分)
・シアーツールを使⽤する (約 08分)
・⾃由変形ツールを使⽤する(1) (約 14分)
・⾃由変形ツールを使⽤する(2) (約 14分)
・変形パネルを使⽤する (約 11分)
・複数オブジェクトの⼀括変形 (約 10分)
・変形の繰り返しを⾏う (約 11分)
・パスの変形を使⽤する (約 14分)
・アピアランスを分)割する (約 08分)
・クリッピングマスクを使⽤する (約 11分)
・シンボルパネルを使⽤する (約 11分)
・オブジェクトを⽴体化する (約 12分)
第2回
■ワーク2:SHOPマークの制作
・Illustratorを使⽤します。
・簡単なSHOPマークの制作を通して、⽂字⼊⼒、ロゴマークなどの制作⽅法を学んでいきます。
・ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習し、制作のサポートを中⼼に⾏います。

アピアランス/レイアウト/⽂字⼊⼒/⽂字のアウトライン/パスファインダ/シェイプ形成/ブラシ/ライブラリ
【映像教材】
▼「Step04 (グラフィックワーク)様々なアイコンの作成 」
・ビデオカメラアイコンの作成(1) (約 13分)
・ビデオカメラアイコンの作成(2) (約 14分)
・⼩⿃アイコンの作成(1) (約 12分)
・⼩⿃アイコンの作成(2) (約 13分)
・⽴⽅体アイコンの作成 (約 12分)
・⽴⽅体ロゴの作成 (約 15分)
▼「Step06 ⽂字の⼊⼒ 」
・⽂字ツールで⽂字を⼊⼒する(1) (約 12分)
・⽂字ツールで⽂字を⼊⼒する(2) (約 16分)
・⽂字ツールで⽂字を⼊⼒する(3) (約 15分)
・パス上⽂字ツールで⽂字を⼊⼒する (約 15分)
・エリア内⽂字ツールで⽂字を⼊⼒する (約 12分)
・⽂字のアウトライン化を⾏う (約 09分)
第3回
■マークのトレース
・Illustratorを使⽤します。
・ペンツールや図形ツールを使⽤して実際にある様々なマークをトレースし、形状や構成などを学んでいきます。
・ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習し、制作のサポートを中⼼に⾏います。
□学習項⽬
ペンツール/レイアウト/配⾊/レイヤー/パスファインダ
【映像教材】
▼「Step03 ペンツールでの描画 」
・ペンツールで直線を描く (約 16分)
・ペンツールで曲線を描く (約 14分)
・直線と曲線をつなげて描く (約 11分)
・ダイレクト選択ツールを使⽤する (約 09分)
・パスを編集する (約 16分)
・パスの連結を⾏う (約 10分)
・スウォッチパネルを使⽤する (約 16分)
・グラデーションの塗りを付ける (約 15分)
▼「Step09 線の設定とアピアランス 」
・線の単位設定を⾏う (約 05分)
・直線ツールを使⽤する (約 11分)
・線の形状を変更する (約 14分)
・破線などを描く (約 11分)
・鉛筆ツールを使⽤する (約 09分)
・ブラシツールを使⽤する(1) (約 10分)
・ブラシツールを使⽤する(2) (約 12分)
・新規ブラシを登録する (約 14分)
・アピアランスを使⽤する (約 15分)
・袋⽂字を作成する (約 12分)
・パスに変換する (約 11分)
・透明パネルを使⽤する (約 11分)
・写真を配置する (約 15分)
第4回
【共通課題1】名刺の制作
・Illustratorを使⽤し、名刺を制作します。
・実際にアウトプット(印刷)し、⾃分の名刺を制作します。
・ツールの使⽤⽅法、名刺の制作⽅法については、映像教材にて学習し、制作のサポートを中⼼に⾏います。
断裁のために下記の準備が必要です。
・カッターナイフ
・カッターマット
・定規
・名刺を印刷した⽤紙(ハガキサイズ)
□学習項⽬
印刷データの作成/トリムマーク/塗り⾜し/⽂字⼊⼒/書体/レイアウト/⽂字のアウトライン/出⼒
【映像教材】
▼「Step06 ⽂字の⼊⼒ 」
・アートボードを作成・編集する(1) (約 13分)
・アートボードを作成・編集する(2) (約 09分)
・トリムマークを作成する (約 14分)
・定規を表⽰する (約 09分)
・ガイドを設定する (約 13分)
・段落を使⽤する (約 14分)
・テキストファイルからコピーする (約 13分)
・テキストの回りこみを設定する (約 08分)
・⽂字のアウトライン化を⾏う (約 09分)
▼「Step07 (グラフィックワーク)名刺の作成 」
・新規ファイル作成(1) (約 08分)
・新規ファイル作成(2) (約 14分)
・名刺のおもて⾯(ロゴとURL)の作成(1) (約 16分)
・名刺のおもて⾯(ロゴとURL)の作成(2) (約 10分)
・名刺のうら⾯(名前・連絡先)の作成 (約 15分)
・⽂字の調整と完成 (約 17分)
第5回
■⾊調の変更
・Photoshopを使⽤します。
・基本ツールの操作、選択範囲と⾊調補正の練習をします。
・ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習し、制作のサポートを中⼼に⾏います。
□学習項⽬
選択範囲/クイックマスク/⾊調補正/調整レイヤー/レイヤーマスク/レイヤー
【映像教材】
▼「Step11 Photoshopの基本操作 」
・Photoshopの起動と基本画⾯について 約 14分
・ツールパネルとパネルの使い⽅ 約 12分
・作業画⾯を拡⼤・縮⼩する/表⽰位置を変更する 約 12分
・ブラシツールでペイントする 約 08分
・ヒストリーパネルを使⽤する 約 13分
・ドキュメントの保存と閉じ⽅ 約 08分
▼「Step12 画像の補正 」
・描画⾊と背景⾊を理解する (約 13分)
・選択範囲の作成・解除を⾏う (約 15分)
・⾃動選択ツール(クイック選択ツール)を使⽤する (約 15分)
・クイックマスクを使⽤する (約 17分)
・選択とマスクを使⽤する (約 15分)
・カラーバランスを調整する (約 06分)
・ペンツールを使⽤する (約 16分)
・被写体を選択を使⽤する (約 08分)
・⾃然な彩度に調整する (約 05分)
・レベル補正を使⽤する (約 08分)
・トーンカーブを使⽤する (約 08分)
・アンシャープマスクを使⽤する (約 08分)
・覆い焼きツールと焼き込みツールを使⽤する (約 08分)
・モノクロ画像へ変更する (約 08分)
・ものさしツールで傾きを修正する/切り抜きツールを使⽤する (約 11分)
・レイヤーとレイヤーパネルについて (約 15分)
・別ファイルのデータを複製する (約 14分)
・コピースタンプツールを使⽤する(1) (約 21分)
・コピースタンプツールを使⽤する(2) (約 13分)
・画像修復する (約 10分)
・新規調整レイヤーを使⽤する (約 13分)
・画像のサイズ調整をする (約 11分)
・コンテンツに応じた塗りつぶし・移動する (約 12分)
第6回
■ワーク3:画像合成1:レイヤーマスク合成
・Photoshopを使⽤します。
・複数枚の写真を合成して、1つのイメージを作っていきます。
・レイヤーマスクを使⽤して、再編集可能な画像合成にチャレンジします。
・ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習し、制作のサポートを中⼼に⾏います。
□学習項⽬
レイヤーモード/クリッピングレイヤー/クイックマスク/調整レイヤー/レイヤーマスク/スマートオブジェクト
【映像教材】
▼「Step13 画像の加⼯ 」
・アルファチャンネルを使⽤する (約 12分)
・レイヤーのオブジェクトで選択範囲を作成する (約 08分)
・Vanishing Pointを使⽤する (約 10分)
・描画モードを使⽤する (約 11分)
・フィルターを使⽤する (約 10分)
・グループレイヤーを使⽤する (約 11分)
・ラスタライズを⾏う (約 08分)
・レイヤースタイルを使って加⼯する (約 16分)
・レイヤーを整列する (約 12分)
・グラデーションツールを使⽤する (約 16分)
・レイヤーマスクを使⽤する (約 13分)
・クリッピングマスクを使⽤する (約 13分)
第7回
■ワーク4:画像合成2:切抜き合成
・Photoshopを使⽤します。
・複数枚の写真を合成して、テーマに沿った1つのイメージを作っていきます。
・写真から必要なパーツを切抜いての合成を⾏います。
・ツールの使⽤⽅法については映像教材にて学習していただきます。
・制作のサポートを中⼼に⾏います。
□学習項⽬
グラデーション/画像解像度/カンバスサイズ/フィルター/チャンネルマスク/スマートオブジェクト/⾃由変形/遠近
■【共通課題2】の説明と準備
コラージュ作品課題の準備
・Illsutratorでポストカード印刷⽤のファイル作成
・Photoshopで画像ファイルの作成
・テーマ決め
・素材収集など
【映像教材】
▼「Step13 画像の加⼯ 」
・描画モードを使⽤する (約 11分)
・フィルターを使⽤する (約 10分)
・レイヤーを結合する (約 06分)
・Illustratorデータの読込 (約 15分)
第8回
【共通課題2】ポストカードサイズでコラージュ作品を作り印刷しよう!!
これまで覚えた技術を使⽤して、コラージュ作品を作って下さい。
Illustratorで制作した基本オブジェクト、ブレンド、パスなどなど。
Photoshopによる写真の合成、⾊調補正、フィルター、レイヤー合成などなど。
アーティストになったつもりで⾃由に作品制作を楽しんでください。
※テーマ、作品タイトルも考えてください。
最後にポストカードに印刷してみましょう!
※基本操作で不明点がある場合は、映像教材にて確認し学習してください。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
■ツールの使⽤⽅法については、映像教材にて学習していただきます。
■課題のアイデアシートなど、プリントを使⽤する場合があります。

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
楽しみながらツールを使ってみましょう。
使⽤⽅法を⼀⽣懸命に覚えることよりもデジタルツールで出来る可能性を感じ、⾃分の世界観を表現する練習をしていきましょう。
授業は演習となります。毎回PCとソフトウェアが使⽤できる状態で参加してください。
※体験版ではなく、製品版のインストールをお願いします。
※素材の配信や、お知らせはGoogleClassroomを利⽤します。
※GoogleClassroomへの参加⽅法については、別途お知らせします。
教員連絡先
hal_@dhw.ac.jp