シラバス情報

授業コード
34310003
講義名
3DCG演習 I 【セット履修】 [ハイブリット *リモートOK]
開講時期
2021年度3Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
CG
教員名
古岩 祥幸
実務家教員
実務家教員
履修年次
1〜2
単位数
2.00単位
曜日時限
木曜3限、木曜4限

学習目標 (到達目標)
3DCGには、主にモデリング(物体の作成)、シェーディング(質感設定)、セットアップ(動かすための設定)、アニメーション、エフェクト、ライティング(照明効果)、レンダリング(出力)、コンポジット(合成)という制作工程があります。
演習Ⅰでは、このうちのモデリング、シェーディングに重点を置き、Mayaを使用して様々な物体を作成する方法を学習します。
また演習Ⅱではモデリング、テクスチャリング、ライティング、レンダリングに重点を置き、演習ⅠとⅡを通して、MayaやArnoldにおける3D制作技術を身につけることを目標とします。
授業概要 (教育目的)
Mayaの使用方法はもちろん、Arnoldを使用した質感の設定などを様々な作例を通じて実践し、それらの技術を身につけていきます。
最終課題では静止画を制作します。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
授業態度30%、最終課題70%とします。
出席率7割未満の学生については、評価対象としません(公欠は3回まで)。
期末試験の内容
課題の内容
課題内容  静止画制作「テーマ:自由」 
提出方法  授業最終回開始時に教員に提出

授業内容
第1回
3DCG制作工程の概要、MAYAの基本的な操作方法、ファイル管理などを通してインターフェースを学習します。
またプリミティブによるモデリングを通して、ピボットポイントの配置やグループ化、ペアレント化による編集結果の違いについて学習します。
第2回
ポリゴンモデリングを通して、ポリゴンサーフェースの作成に使用する各種ツールについて学習します。
第3回
NURBSモデリングを通して、NURBSカーブやNURBSサーフェースの作成に使用する各種ツールについて学習します。
第4回
シェーダーによる質感の設定やテクスチャによる質感の設定など、マテリアル表現の基礎を学習します。
第5回
UVマッピングの概念、テクスチャの作成と適用など、ポリゴンサーフェスへのテクスチャコーディネイトを学習します。
第6回
Arnold専用シェーダーの設定方法や、ライティング設定の一部などを学習します。
第7回
課題制作を通して、作品へのアドバイス、制作に対する疑問の解消などを行います。
第8回
課題に対する講評、今後の制作活動へのアドバイスなどを行います。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
CGをやってみたい!という意欲がある人、お待ちしております!

※演習Ⅱではキャラクター制作の授業を行い、それ以降の授業概要は、
Ⅲ:アニメーション、Ⅳ:エフェクト・シミュレーション となります。
そのため、3DCGを使った映像制作に興味がある人はⅠ及びⅡの授業の履修をお勧めします。
また、Autodesk社のサイトより学生・教育版のMayaを無料でDL出来るので、自学自習したい人はDLをしてみてください。
教員連絡先