シラバス情報

授業コード
35410002
講義名
パース基礎 [ライブ型・FS]
開講時期
2021年度2Q(前期)
科目分類
演習
科目分野
アニメ
教員名
戸島 麻貴
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
2.00単位
曜日時限
火曜3限、火曜4限

学習目標 (到達目標)
グラフィック、アニメーション美術、原画、作画(アニメーション背景、パース、原画、レイアウト、作画パース)、建築パース、運動パースをコントロールできるよう理解する。
授業概要 (教育目的)
・手描きのデッサンから、パースの感覚を身に付ける。

・座学から、パース技法(1点透視・2点透視・3点透視)の特性を理解する。

・実技と座学を通し、パースをコントロールすることを学ぶ。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
・平常評価(30%)授業出席。受講状態 その他にて評価します。

・技能評価(70%)毎回の授業での課題の提出、内容にて評価。

         課題への未着手、作品の未提出に於いては欠席扱いとします。

         各クォーター末での試験は実施しませんが毎回提出の課題と、作品発表プレゼンの総合にて評価とします。
期末試験の内容
各回の課題を評価するため期末の試験は実施しません。
課題の内容
鉛筆デッサンでのパース練習、及び作品の制作。基本的に実技は授業時間内で課題に取り組みます。パースの基礎を理解した上で写真資料を用意する課題が一部宿題としてあります。

授業内容
第1回
「パースという見方」
オリエンテーション:講師紹介/授業紹介/自己紹介/使用画材の説明
実技:レベルチェックアンケート
第2回
「パースという見方」
オリエンテーション:講師紹介/授業紹介/自己紹介/使用画材の説明
実技:レベルチェックアンケート
第3回
「パースを取ってみる1」
座学:パースとは何か(1点透視2点透視3点透視)
実技:消失点を見つける
課題:①②
第4回
「パースを取ってみる1」
座学:パースとは何か(1点透視2点透視3点透視)
実技:消失点を見つける
課題:①②
第5回
「パースを取ってみる2」
座学:消失点から透視図を分析する
実技:パースを取ってみる
課題:③
第6回
「パースを取ってみる2」
座学:消失点から透視図を分析する
実技:パースを取ってみる
課題:③
第7回
「パースのコントロールを学ぶ1」
座学:パースの歴史、作品例
実技:視点を設定したパースを描いてみよう
課題:④
講評:課題①②
第8回
「パースのコントロールを学ぶ1」
座学:パースの歴史、作品例
実技:視点を設定したパースを描いてみよう
課題:④
講評:課題①②
第9回
「パースのコントロールを学ぶ2」
座学:「パースペクティブのある世界」ゲストレクチャー四宮義俊先生(日本画家、アニメ作品における美術監督/映画監督、映画「ポケットモンスター」「君の名は」など)
実技:課題④の続きを制作
課題:④
講評:課題③
第10回
「パースのコントロールを学ぶ2」
座学:「パースペクティブのある世界」ゲストレクチャー四宮義俊先生(日本画家、アニメ作品における美術監督/映画監督、映画「ポケットモンスター」「君の名は」など)
実技:課題④の続きを制作
課題:④
講評:課題③
第11回
「パースを利用した表現の研究1」
実技:設定書を作ってから作品を制作する
課題:⑤
講評:課題④
第12回
「パースを利用した表現の研究1」
実技:設定書を作ってから作品を制作する
課題:⑤
講評:課題④
第13回
「パースを利用した表現の研究2」
実技:課題⑤の続きを制作
課題:⑤
第14回
「パースを利用した表現の研究2」
実技:課題⑤の続きを制作
課題:⑤
第15回
講評:課題⑤

全体作品プレゼン/総評
パースという技術をどのように作品に活かしていくか、アンケート/ディスカッションによるフィードフォワード

※授業終了後速やかに全作品を大学に提出。
第16回
講評:課題⑤

全体作品プレゼン/総評
パースという技術をどのように作品に活かしていくか、アンケート/ディスカッションによるフィードフォワード

※授業終了後速やかに全作品を大学に提出。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
実技に使用する道具は初日のオリエンテーションでガイダンスします。2週目までに揃えるようにしてください。(大きめの三角定規、30cm定規、鉛筆(H〜2Bまで 適宜)、消しゴム、パネル、画用紙、など)

参考文献
教科書は特にありません。講師が適宜資料を作成、配布します。
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
デッサンの経験などは不問です。初めて描画道具に触れる人も、ある程度修練を積んだ人も、各人のレベルに合わせた課題が用意されます。
本授業は対面を主にした授業になります。同じ名称の授業が第1クォーターにもあります。そちらは同様の内容ですが、オンラインを主とした授業としますので、各自希望に応じて、履修登録を行ってください。

資料の管理先としてgoogle classroomを使用しますので必要に応じて自分のPCを授業に持参してください。

アニメーション作品の美術や監督を務めている方にゲストで講義に来ていただく予定ですが、ゲストの都合により日程が変更になる場合があります。
教員連絡先
maki_toshima@dhw.ac.jp