シラバス情報

授業コード
91120013
講義名
ゼミ II (3DCG映像制作・技術研究ゼミ) [ライブ]
開講時期
2021年度4Q(後期)
科目分類
研究科目
科目分野
教員名
黒田 順子
実務家教員
履修年次
3
単位数
1.00単位
曜日時限
火曜5限

学習目標 (到達目標)
卒業制作アニメーション作品のアニマティクスを制作し、よりスムーズな制作進行を心がける。

CG映像制作において、最終的な画像のクオリティに大きく関わるライティングとレンダリングの技術向上をめざす。

ポートフォリオ、デモリールの作成を行い、定期的に行われる講評会において業界から参加するゲストの前でプレゼンテーションを行い、評価されることを前提としたプレゼンテーションの行い方や資料の作成方法を学び、就職活動時に採用されるポイントを身につける。
授業概要 (教育目的)
現在CG業界において必要とされているハイクオリティなCG映像を制作する技術の習得および作品の制作を行う。習得したCG映像制作の技法の中から研究するテーマを選択し、その技法を活かした作品を制作する。

RenderMan for Mayaを使用し、高解像度でレンダリングしたハイクオリティな静止画作品を制作する。

モーションキャプチャを使用したアニメーション制作を行う。

卒業制作アニメーション作品のアニマティクスを完成させる。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
平常点 50 %

中間課題 20 %

最終課題 30 %

公欠を認める回数 2回 欠席と合わせて6回以上で不可
期末試験の内容
2回の課題提出とする。



中間課題として、制作進行状況のプレゼンテーションを行う。

最終課題として、静止画課題2枚の提出を行い、講評会を開催する。

授業とは別日程で、ゲーム業界およびCG映像制作業界からのゲストを招いて課題講評会を開催する。



■課題提出■



■課題締切日

○中間課題: 月 日( )授業開始時間

■課題内容

制作進行状況確認、個別で提出

■提出先

PCルーム3講師マシンDドライブゼミⅠ黒田の

提出ホルダ内



■終了課題■



■課題締切日

 月 日( )授業開始時間

■課題内容

静止画課題2枚、提出方法詳細は配布プリント参照

■提出先

PCルーム3講師マシンDドライブゼミⅠ黒田の

提出ホルダ内
課題の内容

授業内容
第1回
絵コンテムービー、MAYAシーンデータなどを使用したプレゼンテーションを行ない、評価シートを作成する。
第2回
静止画として制作している作品の進捗状況を確認する。
前回行なった絵コンテムービープレゼンテーションの評価シートを確認し、修正点を洗い出す。
第3回
絵コンテムービーをもとに、Maya上で簡単なオブジェクトによるアニマティクスを作成し、カメラワークや必要なオブジェクト、テクスチャの解像度などを確認する。
第4回
コンセプト作りから始め、観客からどんな感情を引き出したいのか、画面の中でどのキャラクタが重要なのか、などを決定し、技術的な観点からライティングのアイデアを練り上げて行く。Mayaの中で利用可能な各種のライトの中からアイデアに適したものを探していく。
第5回
アニマティクスを使用したプレゼンテーションを行ない、評価シートを作成する。
第6回
Reference Editor を使用したファイル管理方法を学ぶ。
前回行なったアニマティクスプレゼンテーションの評価シートを確認し、修正点を洗い出す。
第7回
アニマティクスに修正を加え、モデリングが完成している部分からクオリティの高いものに順次差し替えを行い、次回の最終プレゼンテーションの準備をする。
静止画課題については、完成度を高め次回の最終プレゼンテーションにて完成作品のプレゼンテーションを行なう。
第8回
アニマティクス及び静止画課題のプレゼンテーションを行ない、評価シートを作成する。
春期休暇中の制作進行計画表を作成し、発表する。
※ 別日程で八王子校にてモーションキャプチャ実習を行なう。(2月予定)
※ 別日程で外部よりゲスト講師を招き、卒業制作進行状況の中間発表会を開催する。(2月予定)

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術

天才ダ・ヴィンチから学ぶ驚きの絵コンテ発想法!—アイディアが浮かぶ・伝わる・役に立つ (B&Tブックス)
※大学での教科書販売はありません。

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