シラバス情報

授業コード
91120017
講義名
ゼミ II (アニメ制作ゼミ) [ライブ]
開講時期
2021年度4Q(後期)
科目分類
研究科目
科目分野
教員名
桑原 智
実務家教員
実務家教員
履修年次
3
単位数
1.00単位
曜日時限
火曜3限

学習目標 (到達目標)
アニメーション制作は膨大な時間がかかる。卒業制作においてゼミで与えられた時間は8(回)×6(期)×90(分)=4,320分(72時間)しかない。限られた時間の中で、質の高いアニメーションを制作するためには、できるだけ早い段階で作画作業に入ることである。(アニメーション制作において作画作業が一番の時間と労力と根気を必要とする)全体のスケジュールを考えて、ゼミⅠ・Ⅱでは卒業制作アニメーションの『企画書』、『脚本』、『絵コンテ(第一稿)』までを最低でも完全に仕上げる事を目標とする。(勿論、先へ進むチーム、または個人があればそれで良しとする。全員が肩を並べてスケジュールを合わせる必要は無い。)

授業概要 (教育目的)
各学生が卒業制作として、『チーム』または『個人』の力で、質の高いアニメーション作品の完全完成を目指し計画的に進めてゆく土台を作る。そのためには『スケジュール表』を作成し、各学生が考え計算して制作に関わらなければいけない。最終的に作品が完成しなければ意味が無いので、授業内容は学生の意思を十分に尊重しながらも、担当教員がスケジュールに関して管理、強制する場合がある。また、学生の習得力、アニメーション制作における総合能力を判断し、授業内容は柔軟に変更する場合がある。全ては学生が卒業制作を進めながら、アニメーション制作を体感し学ぶ事にある。

履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
※出席率7割未満の学生については、評価対象としない

授業態度(4割)、課題の提出、内容(6割)。

卒業制作をチームで行う場合、チームの成績が個人の成績に関係することを認識して制作に望むこと。(チーム制作において、著しく個人の作業がチームに損害を与える場合、チームリーダーと協議し、担当教員が学生を強制的にゼミから除籍することもありうる)また卒業制作完成を目指しているのだから、進行スケジュールも成績に大きく関係する事を各学生は認識すること。

期末試験の内容
課題の内容

授業内容
第1回
脚本4
キャラクターデザイン2
美術設定2

提出課題である脚本の第一稿を発表し、それぞれ意見を出し合う。またキャラクターデザイン、美術設定を進める。(提出課題として『脚本第二稿』の作成をして担当教員にメール提出する)
第2回
脚本5
キャラクターデザイン3
美術設定3

提出課題である脚本第二稿を発表し、それぞれ意見を出し合う。またキャラクターデザイン、美術設定を進める。(提出課題として『脚本の決定稿』、『キャラクターデザイン』、『美術設定のラフ案』を作成し担当教員にメール提出する)
第3回
脚本6(最後)
キャラクターデザイン4
美術設定4

提出課題である脚本決定稿の最終チェック(この授業での修正有り)。キャラクターデザイン、美術デザインの発表。それぞれ意見を出し合う。(次回の授業で絵コンテの打ち合わせを行う為に、絵コンテに最低限必要なキャラクターデザインのラフ、美術設定のラフを作成)
第4回
絵コンテ1
キャラクターデザイン5
美術デザイン5

提出課題である、キャラ、美術のラフを使用し、絵コンテの打ち合わせを各チームで行う。絵コンテを作成してゆく。
第5回
絵コンテ2
キャラクターデザイン6
美術デザイン6

担当教員における未完成状態での絵コンテのチェック(進行状態、作品の質を見る)。この段階で作品のレベルが達してないと思われる作品は、絵コンテの作り直し、またはスタッフの変更を検討する。(担当教員が各チーム、個人と協議する)またキャラ、美術共に進行状態をチェックする。
第6回
絵コンテ3
キャラクターデザイン7
美術デザイン7

担当教員における未完成状態での絵コンテのチェック(進行状態、作品の質を見る)。達してないと思われる作品は、絵コンテの作り直し、またはスタッフの変更の可能性もある事を各学生は覚悟する。キャラ、美術共に進行状態をチェックする。
第7回
絵コンテ4
キャラクターデザイン8
美術デザイン8

担当教員における未完成状態での絵コンテのチェック(進行状態、作品の質を見る)。達してないと思われる作品は、絵コンテの作り直し、またはスタッフの変更の可能性もある事を各学生は覚悟する。キャラ、美術共に進行状態をチェックする。
第8回
絵コンテ5
キャラクターデザイン9
美術デザイン9

完成絵コンテ第一稿の提出。メインキャラクター、メイン美術設定第一稿を提出する。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
状況に応じて、必要であれば各授業の中で紹介

※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
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