世界を総合的な現象として科学的に認識し論理的に行動するデザインサイエンスのもとで、メディアデザインやメディアアートを、日常生活や公共空間や商業施設などの現実空間において活用し、人々に働きかける仕掛けや仕組みとして企画し、作品やシステムやサービスや環境をつくっていくことを探求する。例えば、インタラクティブな映像によって、周囲の状況に応じて変化するサインや、情報で安心させる生活空間や、場を和ませるメディアアートなどをテーマとする。新しい仕掛けを考案したり、継続させる仕組みを重視する。あわせて、卒業制作課題に向けて知識の集大成を行い、実践的な能力を高め、総合的に取り組めるようにする。 ゼミⅠ)現状認識と未来の構想:バックキャスト ゼミⅡ)プロトタイプとトライアル:アート思考とデザイン思考 ゼミⅢ)テーマの探求と調査:エスノグラフィ ゼミⅣ)企画制作展開の実践:体験のデザイン ・個々のテーマに応じて、対話的に進めていく。 ・必要に応じてグループをつくる。 ・講義と演習と発表とをワークショップ的に繰り返し、レベルアップを図っていく。 ・学外での活動を行うこともある。
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