シラバス情報

科目名
ヒットコンテンツラボ
副題
科目カテゴリ
研究実践
実施方法
対面授業
開講時期
通年
開講曜日
火曜日
開講時限
7限
担当教員
吉田 就彦
定員
12名
単位数
3単位

授業概要
ヒットをプロデュースするプロデューサー育成の第一歩として、木暮人国際映画祭のイベント・プロデュースを通じて、外部を捲き込み仕事をカタチにするプロデューサーのプロデュース法を実践的に学ばせる。プロデュースとは、「自らのビジョンを持って、『何か』を創り出し(創造)、その『何か』と『何か』を組み合わせ(融合)、ビジョンを具体化させる(実現)ことで、新しい付加価値を生んでいく作業」と定義している。そのために「ヒット学」の講義や外部のプロデューサーを招いての講義も行う。また、外部イベント参加を含めて、学びの場を外部に多く求めることから時間に余裕のある院生でないと履修は難しい。
到達目標
・映画祭というイベントのプロデュース(作品制作、作品集め、宣伝、運営他)を行えるようになる。
・プロデューサーしてのプロデュース・センスが磨かれる。
・組織をまとめ有効活用することができる。
授業内容のキーワード
イベント運営、デジタルマーケティング、ビジュアルデザイン、映像制作、プロデュース手法研究
授業内容
映像制作、Web制作、デザイン制作、イベント制作に従事した経験者を優先的に選出するが、未経験者でも時間があり、モチベーションを有する者であれば履修可能。面談にて判断する。映画祭は11月を予定しており、それまでに、数回のセミナーイベントや日比谷公園で行なわれる木のイベント等多数のイベントも実施して、映画祭の宣伝を行う。各自が自分の得意な領域での貢献を行うことでプロデューサーとしてのノウハウを習得する。

授業形式
履修開始以前からの参加をふくめて基本的には毎週ラボを行う。ラボでは進捗会議とともにプロデュースの実践を行う。参加できない場合でも授業外でのラボへの貢献が求められる。
成績評価方法・基準
ラボ活動に対する各自の貢献度 80%
最終課題提出物(各自の貢献度記述、感想文及び次年度への提言) 10%
ラボ内最終発表 10%
履修条件および学生へのメッセージ
・基本的には毎週ラボを行うので、忙しい院生は履修はかなり難しい。
・映画祭では映像を製作するチャンスもあることから、映像プロデュースを目的にしてラボに参加することも可能である。
・SNS等のネットメディアでの宣伝(海外も含めて)をやりたい人、デザインをやりたい人、映像を作りたい人、イベント運営をやりたい人を歓迎する。

●履修条件、以下のいずれかに相当する学生
・本気で実践的なプロデュース業務を経験したいと思う者
・外部の人的ネットワークを構築したいと思う者

●必須項目
・面談必須。3月〜4月上旬中にメールにて連絡の上、アポイントをとること。
 (宛先:narihiko@hitcontentlab.jp)

【注意事項】
外部での打ち合わせ、活動が多くあり、その場合は実費の各自負担がありうる。
また、時間外の活動時間が多いことを覚悟しておくこと。
教科書
特になし
参考文献
「ヒット学〜コンテンツ・ビジネスに学ぶ6つのヒット法則」 吉田就彦著/ダイヤモンド社
「アイデアをカタチにする仕事術〜ビジネス・プロデューサーの6つの能力」 吉田就彦著/東洋経済新報社
「大ヒットの方程式 ソーシャルメディアのクチコミ効果を数式化する」 吉田就彦共著/ディスカバリー21