シラバス情報

科目名
テクノロジープロダクトプランニングラボ
副題
SFプロトタイピング〜テックベンチャーの起業ノウハウ
科目カテゴリ
研究実践
実施方法
対面授業
開講時期
通年
開講曜日
火曜日
開講時限
8限
担当教員
香田 夏雄
定員
10名
単位数
3単位

授業概要
テックベンチャーの起業に必須となる未来を予見する能力の開発を行っていく。インテルの製品開発にも応用されている「SFプロトタイピング」などの手法に関して、講義形式で解説を行うとともに、実際に、これら手法に基づき、各受講生がテクノロジーをベースとしたモデル事業を企画していく。並行して、各業界から講師を招き、各種最新テクノロジーやサービスなど多角的な事例の解説をしていただき、現場力を高める。また、テックベンチャー起業のための実践的なノウハウのベストプラクティスを、講義形式で解説を行っていく。
到達目標
・未来を予見するSFプロトタイピングの手法を習得できる
・上記企画案をビジネス化するための具体的なノウハウを習得できる
・事業化のための計画立案、ピッチ手法、資金調達のコツ、プロジェクトマネジメント手法を習得できる
・特許・知財戦略を習得できる
授業内容のキーワード
SFプロトタイピング、テックベンチャー、テクノロジー、デジタルモノづくり、プロジェクトマネジメント
授業内容
本年度は、テックベンチャー起業に必要となる未来を予見するための手法である、「SFプロトタイピング」に注目して、その研究と習得を進めていく。

フェーズ①:基礎
 最新テクノロージーに関して、各自、事例調査研究を行い、発表形式で共有する。
 事業計画手法、資金調達、プロジェクトマネジメント、試作手法など基礎的なノウハウを習得する。

フェーズ②:SFプロトタイピング
 SFプロトタイピングとその発展形であるフューチャープロトタイピングに関して、輪講形式で研究を行っていく。
 各テクノロジー分野に関しては、その専門家をお招きして、最新事例の講義を行っていただく。
 各自、テックベンチャーの起業を想定したテーマ/アイデアを考察し、事業案をまとめる。

授業形式
講義形式、ディスカッション形式
成績評価方法・基準
授業内課題(簡易レポート形式) 60%
最終課題(レポート形式) 40%
履修条件および学生へのメッセージ
・テクノロジーを応用し、モノづくりやサービスを企画し、本気で起業を目指す学生に限る。
 ※テクノロジー例:VR/AR、IoT、AI/ML、ロボット等
 ※いわゆるテックベンチャーの起業を目指す、または、同等の目標があることが必須条件となる。
・すでに、テクノロジーをベースとした起業アイデアを持っていることが望ましい。

※授業内では、教員は、開発作業は行わない。
※試作などで開発が必要な場合は、自身で行うか、エンジニアを確保することが必要である。
教科書
特に指定教科書はなし。
参考文献
インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング
ブライアン・デイビッド・ジョンソン (著)
ISBN-10 : 4750513091
ISBN-13 : 978-4750513096