シラバス情報

科目名
プロデュース能力開発演習Ⅰ
副題
ビジョンデザイン力
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
応用・実践
科目系統
D
開講時期
1Q
開講曜日
金曜日
開講時限
8限
担当教員
吉田 就彦・佐々木 直彦
定員
30名
単位数
1単位

授業概要
・プロデュースとは何か、プロデューサーとはどういう⼈間なのかを説明する
・そのプロデュースを実現するための⽅法を実践的に講義する
・積極的な授業参加を求め、ふたりの講師からの様々な事例提供とディスカッションによりプロデュースの理解を深めるように指導する
・WEBシステム(CoreNote)を使用し〈ビジョンデザイン力〉を継続的に磨いていける思考フレームを説明し、互いにビジョン創造から実現までを支援しあうプロセスを体験させる
到達目標
・「自分自身の目指すもの」と「社会や周囲の人々の求めるもの」の創造的な調和を実現した魅⼒的なビジョンを設定できる
・共感者をつくりだしてプロデュースを実現できるような〈ビジョンデザイン力〉を習得する
・互いのビジョン創造を支援しあえる〈コミュニケーション力〉を身につける
・ビジョンを魅力的に表現し、人を巻き込んでいける〈プレゼンテーション力〉を習得する
・プロデューサーの思考を身につけ、行動プロセスをデザインできるようになる
授業内容のキーワード
プロデュース、ビジョン、inside out × outside in、ノートを使って思考整理、プロデューサーとは何か

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
プロデュースとは何か
本授業のガイダンスとともに、「プロデュースの本質」、「プロデュース能力を身につけるために欠かせない観点」、特に〈ビジョンデザイン力〉の重要性について伝える。また、プロデューサーとして持つべきマインド、社会とのかかわり方、自己理解と自己プロデュースの重要性についても伝える。
遠隔授業
第2回
インサイドと世界をつなげる
ビジョンデザインの重要な前提の一つ、インサイド(「自分自身の内側から出てくるもの」)について整理し、社会との結び付けを各自がイメージできるようにする。そして、「なぜ、そのビジョンなのか?」について答えを持てるようにする。
遠隔授業
第3回
アウトサイドを魅力的に整理する
ビジョンデザインのもう一つの重要な前提であるアウトサイド(「他者は何を求めているか」「世界はどうなれば素晴らしいのか」)を創造的に整理する。さらに、「私のやりたいこと」を「誰かの幸せ(社会的価値)」につなげる。
遠隔授業
第4回
ビジョンを魅力的に整理する
ビジョン作成のフレーム(Vision/WHY/Value/Strategy)を学習し、ビジョンを語るときのプレゼンロジックについて考える。
遠隔授業
第5回
ビジョン実現の方法を検討する
ビジョンを実現するための「戦略」を検討し、ビジュアル表現する方法を学ぶ。
Webシステム「CoreNote」でビジョンを完成させる。
遠隔授業
第6回
ビジョンをプレゼンする (1)
短時間のビジョンピッチを行いグループ内でフィードバックを受ける。
遠隔授業
第7回
ビジョンをプレゼンする (2)
ビジョンピッチを行い、全体でディスカッションする。
遠隔授業
第8回
エピローグセッション
「プロデュース」「ビジョンデザイン」についてのまとめを行う。
遠隔授業

授業形式
吉田・佐々木 2名の講師によってディスカッショナブルな授業を行う。ビジョンを作成しビジョンで交流するSNS機能を持つCoreNoteを使用し、履修者相互のフィードバックを重視したプログラムとする。
成績評価方法・基準
受講態度 60%
(ディスカッションへの積極的参加・貢献等授業への関り度、「課題」への取り組み、FSのコメント内容)

最終アウトプット 40%
(完成したビジョンの内容、プレゼンテーションの内容、CoreNote上での他の履修者へのコメント内容、そのほかコミュニティへの貢献)
履修条件および学生へのメッセージ
・日本語が理解できること
・全講義を通して一つの能力開発をするプログラムであるため、毎回出席することが望ましい
・グループワークなど演習の連続で成り立つ授業が基本であり、遅刻および途中退席をすると授業についていけず周囲に迷惑がかかることになるため、できるだけ、遅刻、途中退席はしないこと
教科書
必須教材として、Webシステム「CoreNote」を使用する。
アカウント登録のため、メールアドレスが必要となる(携帯アドレス以外)。
そのほか、毎回の必要な資料等は教員が作成する資料を利用する。
参考文献
『アイディアをカタチにする仕事術』(吉田就彦著、東洋経済新報社)
『プロデュース能力』(佐々木直彦著、日本能率協会マネジメントセンター)
『考えるノート』(佐々木直彦著、日本能率協会マネジメントセンター)