シラバス情報
教員名 : 二宮 功太
科目名
クリエイティブ特論A
副題
広告的側面から学ぶコミュニケーションデザイン
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
応用・実践
科目系統
D
開講時期
1Q
開講曜日
水曜日
開講時限
7限
担当教員
二宮功太
定員
50名
単位数
1単位
授業概要
伝わらなければ意味がない。
伝わりたがっている物事が多すぎる情報カオス時代に、伝えるモノと伝えカタを効果的にデザインできる思考を説明する。
コミュニケーションデザインの変遷から、メディアやデバイスの変化、生活者の変化に起因する情報カオス時代におけるコミュニケーションデザインの重要性を体感させる。
事例の紹介やワークショップ、演習を多用し、コミュニケーションデザインを身近なものとして実践しながら、役に立つコミュニケーションデザイン思考法を習得させる。
到達目標
「情報大爆発」が実際に起こっている伝わりづらい時代に、自らの創作物をどのように市場や社会に提唱して行けばよいか。本科目は以下の3点を目標とする。
・伝えるモノと伝えカタを効果的にデザインできる思考を身につける。
・リバースエンジニアリング的思考で、「誰に、何を、どのように伝えようとしているのか」を分析できるようになる。
・コミュニケーションデザインのプランニングフローを身につけ、アウトプットすることができるようになる。
授業内容のキーワード
広告、デザイン、コミュニケーション、マーケティング、アイデア、クリエイティブ
回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
コミュニケーションデザインとは?
(課題発表)
(講義+演習)
課題解決手段としてのコミュニケーションデザインを
広告的視点や企画的視点から紹介する。◯◯の解決方法を実際に考えてみる。
遠隔授業
第2回
コミュニケーションデザインを取り巻く環境を知る。
(講義中心)
メディア環境の変化、デバイス環境の変化からコミュニケーションの変遷をたどり、
デジタル全盛となり情報カオス時代における、コミュニケーションデザインを再定義する。
遠隔授業
第3回
コミュニケーションデザインのケーススタディを体感する。
(講義中心)
人、モノ、コトを動かすコミュニケーションデザイン事例やコロナ禍で加速したテクノロジーを用いた最新事例を紹介する。
武器としてのコミュニ ケーションデザインを体感する。
遠隔授業
第4回
身近なコミュニケーションデザインを作る。
(演習中心)
コミュニケーションデザインは身近に多く存在する。
ワークショップ:日常に潜むコミュニケーションデザインを実際に考えてみる。
遠隔授業
第5回
コミュニケーションデザインの名作を分解する。
(演習中心)
コミュニケーションデザイン視点で「名作」を分解してみる。
ワークショップ:広告事例を、様々な視点で因数分解する。
遠隔授業
第6回
コミュニケーションデザインを実践する。
<構想・設計 篇>
(講義中心)
伝えたいモノはなにか?どう構想し、どう設計するのか。
遠隔授業
第7回
コミュニケーションデザインを実践する。
<計画・実行 篇>
(講義中心)
「伝わる」を創る。どう計画し、どう実行していくのか。
遠隔授業
第8回
コミュニケーションデザイン発表会
(演習中心)
課題に対しての優秀者プレゼンテーションを行う。
遠隔授業
授業形式
講義と実践演習を織り交ぜた授業形式となる。
成績評価方法・基準
演習への積極参加(講義に対しての積極度) 20%
FSへの所感や質問(講義に対しての熟考度) 20%
最終課題(提出有無、講義を踏まえたアウトプット、提出内容のオリジナリティとクオリティ) 60%
履修条件および学生へのメッセージ
注意事項:日本語で講義は進みます。
教科書
教員が作成する資料を利用する。
参考文献
参考文献については講義内で適宜紹介する。