近年、プロジェクションマッピングやAR・VR技術などのテクノロジーを駆使して、デジタルとフィジカルを繋ぐインタラクティブな表現が盛んに行われている。本講義では、インタラクティブ性のあるメディアアート表現方法の獲得のため、作品事例や作法などを学ぶと共に、クリエイティブコーディング環境やデジタルファブリケーションを活用しながらスケッチを行い、最終的な成果物の具現化に至るまでのプロセスを実践的に体得することを目的とする。具体的には、デジタルとフィジカルを行き来するメディアアートに関する作品事例や制作プロセスの説明と、フィジカルコンピューティングを元にした実践形式の講義を行う。また修了課題制作等において高いオリジナリティを持ったアウトプットを創出するための基盤を養う。
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