シラバス情報

科目名
コンピュータグラフィックス基礎Ⅰ
副題
リアルタイム3DCG(Unity)
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
S
開講時期
3Q
開講曜日
金曜日
開講時限
8限
担当教員
饒平名 秀成
定員
40名
単位数
1単位

授業概要
ゲーム開発にも用いられる「Unity」は、様々な分野でもプロトタイピングのツールとして使われている。

本科目では、コンピュータグラフィクスの基礎的な素養として、Unityを用いたリアルタイムグラフィクス事例(一部、非リアルタイムのものも)を学び、Unityをどのような分野に応用することができるのか理解する。その中で自身のビジネスやプレゼンテーションなどに役立つスキルを身につけることを目的とする。Unityを使用したことのない初学者向けの内容となる。
到達目標
・コンピュータグラフィックスを用いたコンテンツ制作の概要を理解する
・ゲームエンジンを利用したゲーム、メディア・アート、映像作品などの制作方法を理解する
・リアルタイムレンダリングで行えること、プリレンダーで実装するべきことの違いが説明できる
・ゲームエンジンを用いた簡単なオーサリングが行えるようになる
授業内容のキーワード
Unity、C#、3DCG、ゲーム、インタラクティブコンテンツ

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
ゲームエンジンの概要
Unityを代表とするゲームエンジンの概要を説明する。(何ができるのか、どういった利用のされ方をするのか。)
遠隔授業
第2回
ゲームでの活用
簡単なゲームプログラムを例に、どのような流れでシステム構成をしていくのかを学ぶ。
遠隔授業
第3回
デジタルアートでの活用(前半)
アート作品を例として、どういった形でゲームエンジンが利用されているのかを理解する。ボリュームがあるため2回に分けて実施する。
遠隔授業
第4回
デジタルアートでの活用(後半)
アート作品を例として、どういった形でゲームエンジンが利用されているのかを理解する。ボリュームがあるため2回に分けて実施する。
遠隔授業
第5回
映像での活用
ゲームエンジンを用いた映像制作手法に関して学ぶ。
遠隔授業
第6回
VTuberやライブイベントでの活用
VTuberやライブイベントを例に、リアルタイムのキャラクターコンテンツでどのようにUnityが利用されているのか理解する。
遠隔授業
第7回
AR/VR
XRと呼ばれるコンテンツをどのように実装していくのかを学ぶ。
遠隔授業
第8回
制作解説
実際に手を動かしてUnityを操作することで、コンテンツの大まかな制作の流れを理解する。
遠隔授業

授業形式
講義形式での事例説明を基本としながらも、実際に手を動かしてみるパートも設定する形で複合的に行う。
成績評価方法・基準
・各回で課すレポート課題 60%
・最終課題 40%
履修条件および学生へのメッセージ
初学者向けにUnityを用いて何ができるのか、ということを理解することにフォーカスを当てて行います。演習中心の講義ではないため、実際にプログラムを記載して実装を行っていくというよりも、制作の流れを把握することに注力します。

Unity2019.4.1f1以上のバージョンをインストールしていることを前提に進めます。OSはWin/Mac問いません。※バージョンについては変更の可能性があります。
教科書
使用しない。
参考文献
特になし。