シラバス情報

科目名
アカウンティング
副題
ビジネスに必要なアカウンティングの知識の概括的理解
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
S
開講時期
2Q
開講曜日
金曜日
開講時限
7限
担当教員
伊藤 雅之
定員
20名
単位数
1単位

授業概要
ビジネスパーソンとして必須となる財務諸表の基本構造を学び、基本的な分析手法を学びながら、財務諸表に関する理解を深める。財務会計のみならず管理会計、税務会計についても学び、ビジネスモデルとその価値の源泉を見極める目利き力を高め、最終的にはビジネスを定量的に評価する手法を学ぶ。具体的なケーススタディも取り上げ、より実践的な学習も行いつつ学んだ知識の定着化を図ることを目的とする。
到達目標
・財務諸表の構造を概括的に理解することができるようになる
・簡単な財務分析ができるようになる
・財務会計と結び付けてビジネスの構造・バリューチェーンの洞察ができるようになる
・ビジネスの価値の源泉を知ることができるようになる
・ビジネスを定量的に評価できるようになる
授業内容のキーワード
企業価値、財務三表、のれん、フリーキャッシュフロー、財務会計と管理会計と税務会計

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
財務諸表をデザインする
Finance Accounting
財務諸表三表の基本構造を理解し、財務諸表を読み取る力をつけることを目標とする。
ハイブリッド授業
第2回
税金の仕組みを知る
Tax Accounting
ビジネスを行っていくうえで必要な税金の知識を身につける。
ハイブリッド授業
第3回
数字による経営の見える化
Control Accounting
管理会計の考え方を理解する。
ハイブリッド授業
第4回
ビジネスの価値の源泉を知る
Business Accounting
ビジネスにおけるキャッシュフローの重要性を理解し、ビジネスモデルとの関係を理解する。
ハイブリッド授業
第5回
ビジネスを評価する
Valuation
ビジネスの価値を評価する手法、メカニズムを理解する。
ハイブリッド授業
第6回
見えない資産を評価する
Intangible Asset Valuation
財務諸表に現れない資産の価値を評価する。
ハイブリッド授業
第7回
実践演習
Practical Exercise
ケーススタディによる実践演習を行う。
ハイブリッド授業
第8回
まとめ
第1回から7回までの学習内容のまとめ、総括を行う。
ハイブリッド授業

授業形式
講義形式
成績評価方法・基準
クラス内での発言 70%
最終レポート 30%

知識の定着化を測るため、各授業において教員が指名して受講者への発言を求め、積極的な発言者に対しては加点していく方針である。
履修条件および学生へのメッセージ
財務会計に関する基礎的な知識があることが望ましいので、参考図書の事前購読など事前学習を期待したい。
使用教材は授業の中で提示する。
教科書
教員が作成する資料を利用する。
参考文献
世界一やさしい会計の本です(山田真哉)日本実業出版社 4534046286
武器としての会計ファイナンス(矢部謙介)日本実業出版社