シラバス情報

科目名
特別講義G
副題
先端CGアルゴリズム
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
SEAD特別講義
科目系統
SEAD特別講義
開講時期
1Q
開講曜日
金曜日
開講時限
7限
担当教員
西田 友是
定員
30名
単位数
1単位

授業概要
3DCGはモデリング、レンダリング、アニメーションのパイプライン処理で構成される。レイトレーシングなどの基本的なCG要素技術は大学院生ではすでに承知していると思う。この半世紀CG技術は常に進歩しており、いくつかの最新の技法の名前は知っているが、具体的なアルゴリズムまでは学習してない人が大半に思われる。本講義では、こうした先端CGアルゴリズムを習得する。単にCGソフトを使いこなすというのではなく、より効果的な表現力を増す可能性を学ぶ。講師はいくつかの手法の開発者でもあるので、どのように最新技法が生まれたかについても講義する。
到達目標
・最新のCGアルゴリズムを習得する
・アルゴリズムを理解することで、CGソフトを利用する際、より高度な効果を得られる
・CGプログラミングに必要な知識を習得する
・CG技法の歴史的背景・パイオニアについても知ることで質の高いレンダリング技法を身につける
・SIGGRAPHなどで発表される最新の論文を理解する力をつける
授業内容のキーワード
多様な光源モデル、ラジオシティ法、スキャタリング理論に基づくシエーデイング、自由曲面の表現・自由形状変形、モーフイングによるアニメーション

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
CG技法のパイオニア、モデリング
CGの歴史とパイオニア、データ構造、CSGモデル、サブデビジョンサーフェス、フラクタル、メタボール、座標変換、同次座標の解説をする。
遠隔授業
第2回
モデリング
自由曲面処理、自由形状変形、点群処理、自然物のシミュレーションの解説をする。
遠隔授業
第3回
レンダリング
視野クリッピング、Zバッファー法などの隠面消去、各種光源モデル、ソフトシャドウ、シャードーマップ、スペキュラーなどのBRDFを解説する。
遠隔授業
第4回
レンダリング
ラジオシティ法・グローバルイルミネーッション、フパストレーシング、ォトンマップ、大気散乱、ボリュームレンダリング、レイマーチング、サブサーフェススキャタリングの解説をする。
遠隔授業
第5回
レンダリング
各種マッピング(UVマッピング、ソリッドテクスチャー、ミップマップ)、イメージベースレンダリング、アンチエリアシング、モーションブラー、GPUレンダリング、PRTの解説、加えていくつかのプログラムを体験学習する。
遠隔授業
第6回
レンダリングおよびアニメーション
NPR(非写実表現)、キーフレームアニメーション、パーティクルシステムを解説する。またSIGGRAPHでの作品を見る映像技術を解説する。
遠隔授業
第7回
アニメーション
物理モデルシミュレーション、流体シミュレーション、インバースキネマチックス、モーフィングの解説をする。
遠隔授業
第8回
アニメーション、画像処理
SIGGRAPH出品映像にみる技法、パーティクルシステム、画像処理(マスク処理、グラフカット)、コンピューテーショナル・フォトグラフィー、CGを利用したマニュファクチャリングの解説をする。
遠隔授業

授業形式
講義形式
成績評価方法・基準
中間課題(講義内容から選出、調査も含む)のレポート提出 40%
最終課題のレポート提出 60%
履修条件および学生へのメッセージ
教科書は特に使用しない。基本的にCGの基礎は学んでいることが好ましい。数式を利用してアルゴリズムの説明をすることがあるが、数学力がなくても理論が理解できればいい。講義中ではプログラミング言語は特に講義はしないが、プログラミングに興味ある学生は学んだCGアルゴリズムをもとに、最終課題では簡単なものを提出(プログラムソースと結果画像)してくれてもいい。
教科書
なし
参考文献
書籍に関しては、CGARTS協会の「コンピュータグラフックス」、 体験教材としては
https://www.cgarts.or.jp/book/tmlist/cgexp/index.html

基礎的知識のWeb教科書としては
http://nishitalab.org/user/nis/CG/cgtxt/index2.htm