シラバス情報

科目名
デザインビジネス開発ラボ
副題
デザインを切り口に経営の戦略を計画する
科目カテゴリ
研究実践
実施方法
遠隔授業
開講時期
通年
開講曜日
土曜日
開講時限
2限
担当教員
南雲 治嘉
定員
15名
単位数
3単位

授業概要
デザインを核とした経営の経営戦略の立て方を解説する。技術レベルが各国拮抗してきている中で差別化を図るのはデザインであることを特に詳細に教える。デザインは問題解決のためのものであり、デザインビジネスも共通していることを実例で確認させる。問題解決の力を養うため基礎デザインの課題を出題する。授業は主にテーマごとに説明するものと企画手法のように演習で行うものがある。デザインが経営経営戦略の要となってきたことを多くの事例で明らかにする。
到達目標
・デザイン力を習得する(ベーックデザインとデジタル色彩の能力)
・デザインを軸としたビジネスプランの企画力を獲得する(デザインビジネスにおけるプランニング能力)
・予測力が身につく(時代の流れや経済の流れを予測する力)
・これまでにないデザインビジネスのスペシャリストになる
授業内容のキーワード
デザイン、デザインビジネス、デジタル色彩、予測力、企画
授業内容
・個人が設定するビジネスモデルに関するテーマに対してデザインを切り口とした研究を行い、その経過もしくは結果として研究成果を出す。
・新たな事業、あるいは新商品の開発、及び各種サービスをデザインビジネスとして計画する手法をマスターする。グループでの展開とすることもある。
・社会や業界に対する展望を持つためにその年の動向を研究し発表する。今後のビジネスには予測力が必要でありその力が修得できる。研究発表は口頭と小冊子による。
・デザインあるいは色彩をビジネスに導入するための基礎知識と演習を行い、デザイン力も合わせて修得する。
・デザインで起業するための実践的知識を修得する。

授業形式
講義とディスカッション、または課題による演習となる。
成績評価方法・基準
演習課題 40%
研究課題(個人研究:全員必須、企業研究:企業研究テーマが設定されたときのみ) 60%

特に重視するのは研究で、その研究が将来へと繋がるものであることを条件としている。
履修条件および学生へのメッセージ
あらゆるイノベーションに興味を持ち積極的な人を歓迎する。クリエイティブあるいは起業を目指す人を待っている。

以下は履修条となる。
・表現の制作に関して、デジタル、アナログを問わず経験がある。
・デザインとビジネスの融合に興味のある。
・視覚デザインやデジタル色彩を学びたいという意志のある。
教科書
『デザイン×ビジネス デザインとは何か』クロスメディアパブリッシング
ISBN978-4-295-40038-7  1780円(税別)

『デジタル色彩デザイン』グラフィック社
ISBN978-4-7661-2991-5 1,800円(税別)
参考文献
参考文献は、授業の都度情報を共有する。