実践的なアートディレクションの手法を通して、視覚的な領域をトータルコントロールする力を身につけることを目的とする。特にデジタル領域では様々なデバイス・プラットフォームへの「フィット力」、小さなサイズでも印象に残りそこにメッセージをまとめていく「抽象化」、多くの情報の中でも埋もれない「個性」をどのようにデザイン・構築・ディレクションしていくかを学ぶ。現職アートディレクターの目線から、デジタル以前から変わらない根本的な考え方と、デジタルならではの押さえるポイント、そして次世代へ向けてのトピックを検証する。また、講義全体でプロジェクトの「キービジュアル」(name+logo+image)を完成させるという課題を設定。実際にデザインする流れを通して、実践で役立つ力を身につける。
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