ビジネスプランニング基礎

新規事業、事業企画を計画・実施・成長させるための基礎を学ぶ

専門

基礎・理論

S

2Q

水曜日

7限

松本 英博

50名

1単位

いかなる事業や企画も『売れるか／勝てるか』・『出来るか』・『儲かるか』 を語らねば継続できない。さらに、持続可能な事業にするには顧客はもちろん事業関係者が商品／サービスを通じて『愛されねば』ならない。本科目では、指導教員は、事業化プロセス『10の問い』などの思考の枠組みを用いて、自らビジネスプランを作成するための知識と考え方を教授する。また、ビジネスプランについては、指導教員は、全てのビジネスを共通用語として「お金」に換算する理由や計画を推進するためには仮説を立て、検証し、再考をする必要があることを院生に講義する。
すべての院生に本科目を習得することによって大学院修了前に課せられる修了制作や論文でのビジネスプランの作成に必要かつ不可欠な共有すべき基本要素を学習させる。

・修了課題などで検討すべきビジネスの基礎となる、『売れるか／勝てるか』・『出来るか』・『儲かるか』そして『愛されるか』の意味を理解し、実践できるようになる
・ビジネスを推進するために必要な財務知識などを理解できるにようなる
・ビジネスを推進するために必要なコミュニケーションツールとしての事業計画書の意義が理解でき、活用できるようになる
・事例研究を通じてビジネスに必要な推進力が、事業推進者の当事者意識と意思、ビジョンにあることが理解できる

ビジネスプラン、事業計画、起業、新規事業、事業企画

ビジネスプランはコミュニケーションツール

・本科目の位置付けを明確にし、ガイダンス（講義とペアワーク、3回のレポート ／『ビジネスプラン演習』との関係）を行う
・ビジネスプランは、コミュニケーションツールであることを学ぶ
・ビジネスプランの構成を学ぶ

遠隔授業

アイデアから事業ネタ、事業案へ

・自己の事業の分解を行う
・『売れるか／勝てるか』・『出来るか』・『儲かるか』そして『愛されるか』の意味を習得する
・ 事業化プロセス『10の問い』とは何かを学ぶ

遠隔授業

事業化プロセスはビジョンとロジックが必須

・『ビジョン』と『コンセプト』との違いを知る
・『10の問い』の各項目の意味を学ぶ
・成長仮説が肝であることを理解する

ハイブリッド授業

ペアワーク①：既存事業体を例にとって『10の問い』の分解

・ペア／グループの設定の目的と活動を把握し実践する
・ペア／グループによるケーススタディを体験する
・中間レポート①を提出する

遠隔授業

事業検証とは

・事業検証の目的を知る
・事業検証の方法論を学ぶ
・ビジネスプランの補強の仕方を学ぶ

遠隔授業

ビジネスプランから事業を強くするには

・『10の問い』の再考（各種分析ツールの利用）する
・財務数値への展開を行う
・『10の問い』との対応を理解する
・財務諸表の意味を学ぶ

遠隔授業

ペアワーク②：仮説、検証、再考のサイクルを学ぶ

・ペアワークと個人のケーススタディを実践する
・中間レポート②を提出する

遠隔授業

SEADを取り巻く最新ビジネスの特徴

・SEADを取り巻く最新ビジネスの特徴を知る
・最新エンジニアリングの導入（ウェブ、SNS、ビッグデータ分析、AI、ロボットなど）を学ぶ
・ベンチャー立ち上げの『10の問い』を知る
・最終レポートの課題指導の内容を知る

遠隔授業

講義、ディスカッション、ペアワーク、FSでのコメンや質問、3回のレポート

毎回受講コメント（FSのコメント）から理解度を評価する　60%
授業内容に対するコミットメントから理解度を評価する。特に、授業中の発言や質問、ペアディスカッションの深化度を評価する　10%
中間報告①、中間報告②と最終報告の3回のレポートをそれぞれ10％、合計30％として完成度を評価する　30%

・本科目を履修し単位を取得しなければ「ビジネスプランニング実践」（D系科目）は履修できない。
・講義実施予定日の記載があるが、休講等により変更になる場合があるため、開講後の講義実施日を予め確認すること。

ポケット図解 事業計画書がよーくわかる本（松本英博著、秀和システム）（電子書籍版もあり）
ISBN-10: 4798045578
ISBN-13: 978-4798045573

図解入門ビジネス最新事業計画書の読み方と書き方がよーくわかる本［第3版］
ISBN-10: 4798044490
ISBN-13: 978-4798044491