シラバス情報

科目名
クロスカルチャーマネジメント
副題
異文化理解力
科目カテゴリ
専門
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
S
開講時期
通年
開講曜日
木曜日
開講時限
6限
担当教員
高橋 光輝・エルファン ヤルマイマイト
定員
30名(CICコースのみ)
単位数
6単位

授業概要
大学院における学習の進め方や講義など、留学生ならでは身近な日本人の文化理解やビジネスの現場での作法まで、数多くのディスカッションを行い、コミュニケーション力を醸成させる。また、留学生同士もそれぞれ異なった国から日本に留学していることから、日本語だけでなく日本の文化を知り、複眼的な視点をもつことが重要である。さまざまな言語を母語とする留学生がともに本授業で学び合う中で、日本語で批判的に考え、論理的に相手に伝え、建設的に話し合うための技法の習得も目指す。ビジネス成功の鍵は、「異文化を理解する力」である。
到達目標
・日本のコンテンツ産業の産業構造、ビジネスモデルを理解する
・グローバル・リーダーに求められる異文化チームで協働する際の基本的原則を理解し、文化の違いによるミスコミュニケーションを起こさない方法を学習する
・日本人との信頼感の醸成に必要な要素に関して、友人づくりの機会をつくり理解を深める
・日本や海外の新聞記事を分析し、ディスカッションを通じて、社会システム、組織などの文化的背景への理解を体感する
・グローバル化が進む多様な文化圏の中でリーダーとしてのマインドとスキルを高め、相手の言動の真意を理解し、自分の言動を相手がどう捉えているかを理解する
授業内容のキーワード
日本のコンテンツ産業とビジネスモデル、ビジネスマナーと礼節、友人作り、キャリアデザイン、カルチャーマップ

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
自己紹介と1年間の目標設定①
1年間の学習目標及びキャリアビジョンを策定する。
遠隔授業
第2回
自己紹介と1年間の目標設定②
1年間の学習目標及びキャリアビジョンを策定する。
遠隔授業
第3回
1年間の目標設定発表①
1年間の学習目標及びキャリアビジョンを発表し、確定させる。
遠隔授業
第4回
1年間の目標設定発表②
1年間の学習目標及びキャリアビジョンを発表し、確定させる。
遠隔授業
第5回
友人を作る意味
日本のビジネス慣例上における挨拶や名刺交換のルール、仕事の進め方を学び、大学院学習を充実するために自分の名刺を作成し交換することで友人をつくる。友人を作る意義、国籍が違う異文化コミュニケーションの基礎を理解する。異国の友人作りに必要なポイントとは?をテーマに、グループで議論を行う。
遠隔授業
第6回
友人作り①コミュニケーションから関係構築まで
異国の友人作りに必要なポイントとは?をテーマに、グループで議論を行う。
遠隔授業
第7回
友人作り②コミュニケーションから関係構築まで
異国の友人作りに必要なポイントとは?をテーマに、グループで議論を行う。
遠隔授業
第8回
友人作り③コミュニケーションから関係構築まで
異国の友人作りに必要なポイントとは?をテーマに、グループで発表を行う。
遠隔授業
第9回
日本のコンテンツ産業
日本のコンテンツ産業や市場規模を説明し、事例を紹介する。
遠隔授業
第10回
日本における映画ビジネス
映画業界の産業構造とビジネスモデルを説明する。
遠隔授業
第11回
日本におけるアニメビジネス
アニメ業界の産業構造とビジネスモデルを説明する。
遠隔授業
第12回
日本におけるテレビビジネス
テレビ業界の産業構造とビジネスモデルを説明する。
遠隔授業
第13回
日本におけるマンガビジネス
マンガ業界の産業構造とビジネスモデルを説明する。
遠隔授業
第14回
日本におけるゲームビジネス
ゲーム業界の産業構造とビジネスモデルを説明する。
遠隔授業
第15回
日本におけるパチンコビジネス
パチンコ業界の産業構造とビジネスモデル、IRリゾート法を説明する。
遠隔授業
第16回
試験と解説
コンテンツ産業における試験と解説を行う。
遠隔授業
第17回
グループ面談①
1、2Q成績発表の後自己の学習がどの様な状態かを共有し、今後の学習計画やアドバイスを行う。目標設定シートの振り返りを行う。
遠隔授業
第18回
グループ面談②
1、2Q成績発表の後自己の学習がどの様な状態かを共有し、今後の学習計画やアドバイスを行う。目標設定シートの振り返りを行う。
遠隔授業
第19回
グループ面談③
1、2Q成績発表の後自己の学習がどの様な状態かを共有し、今後の学習計画やアドバイスを行う。目標設定シートの振り返りを行う。
遠隔授業
第20回
キャリアデザイン①
労働雇用市場の現状と企業ニーズ、就職までの準備までを解説する。
遠隔授業
第21回
キャリアデザイン②
自らの修了までのキャリアデザインプラン・エントリーシートを作成する。
遠隔授業
第22回
キャリアデザイン③
自らの修了までのキャリアデザインプラン・エントリーシートを作成し、発表する。
遠隔授業
第23回
キャリアデザイン④
自らの修了までのキャリアデザインプラン・エントリーシートを作成し、発表する。
遠隔授業
第24回
キャリアデザイン⑤
自らの修了までのキャリアデザインプラン・エントリーシートの最終バージョンを作成し、発表する。
遠隔授業
第25回
ビジネスマナー①
社会人として必要なビジネスマナーを学ぶ①
遠隔授業
第26回
ビジネスマナー②
社会人として必要なビジネスマナーを学ぶ②
遠隔授業
第27回
カルチャーマップ①
文化の違いを可視化する。日本人やアメリカ人と仕事をする場合を例に、(以下の視点で)相手の傾向や考慮すべきことを学ぶ。
・「自分は相手と、何が、どう違うのか」について
・問題が起きやすいビジネステーマ
・プレゼンや交渉などでだれかを「説得」する際に必要な点
遠隔授業
第28回
カルチャーマップ②
文化の違いを可視化する。日本人やアメリカ人と仕事をする場合を例に、(以下の視点で)相手の傾向や考慮すべきことを学ぶ。
・「自分は相手と、何が、どう違うのか」について
・問題が起きやすいビジネステーマ
・プレゼンや交渉などでだれかを「説得」する際に必要な点
遠隔授業
第29回
1年間の計画の振り返り①
4月に掲げた年間目標を達成できたのか振り返り、発表を行う。
遠隔授業
第30回
1年間の計画の振り返り②
4月に掲げた年間目標を達成できたのか振り返り、発表を行う。
遠隔授業
第31回
感謝の手紙①
お世話になった先生、職員、関係者へ感謝の手紙を書き、この1年間を締めくくると共に次年度への抱負をクラス内で発表する。
遠隔授業
第32回
感謝の手紙②
お世話になった先生、職員、関係者へ感謝の手紙を書き、この1年間を締めくくると共に次年度への抱負をクラス内で発表する。
遠隔授業

授業形式
講義による情報収集、テーマによるディスカッションを用いて授業を行う。
成績評価方法・基準
積極的な質問・発言 25%
試験1回・課題6回(授業計画表に記載している全ての試験と課題) 50%
目標設定の達成 25%

単位付与条件として、下記をあげる。
※以下を全て満たさなければ単位は付与しないので、注意すること。
1、試験の受験 2、課題の全提出
履修条件および学生へのメッセージ
カルチュラルイノベーションコースのみ履修可能の授業科目である。デジタルコンテンツマネジメントコースの方は履修登録はできない。

本授業は、指定の教科書を用いて行う。必ず授業開講前に指定教科書を購入すること。教科書を用意しない者は受講を認めない。教科書を持参しない学生は欠席扱いとする。携帯やゲーム機、音楽を聴くなど授業と関係のない行為、あるいは授業を妨害する行為を行った学生は、即刻退出させ、以降、本科目の授業履修を認めない。

毎回授業中にチャットで課題や回答を求める為、チャットに全員回答する事が必須となる。チャットでの回答がない場合はFSを提出してもその授業が欠席となるので十分に注意すること。

必須教材:テキストの項目を参照すること。

各クオーター終わりに懇親会を行い、交流を図る。
教科書
「コンテンツ産業論」高橋 光輝(著)
ボーンデジタル
ISBN-10: 4862462529
ISBN-13: 978-4862462527
参考文献
参考文献については講義内で適宜紹介する。