シラバス情報
教員名 : 立石 謙介
授業コード
28530001
講義名
キャラクターコンテンツマーケティング [ライブ型・FS]
開講時期
2021年度2Q(前期)
科目分類
応用
科目分野
教員名
立石 謙介
実務家教員
実務家教員
履修年次
3〜4
単位数
1単位
曜日時限
火曜5限
学習目標 (到達目標)
昨今作品の二次利用をビジネスにするケースが非常に増えている。そもそも二次利用を許諾する側、許諾してもらって活用する側にどのような考え方、実務が存在するのか。多くの実践例からその内容を習得し、理解することで仕事の仕方のイメージの幅を持てるようにしたい
授業概要 (教育目的)
二次利用のビジネスというのは、商品が表に出ることは多いものの、その業務内容や考え方注意点等は知られていないことが多い。本講義ではクリエイター以外にもエンターテイメント業界の仕事内容に触れることで学生の選択肢を豊かにし、また今後右肩上がりで成長していくだろう業界の人材育成を目的とする
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
期末試験の成績により評価する
期末試験の内容
記述式問題で商品化する時の流れと注意点を1から10まで流れで記入してもらう
課題の内容
授業内容
第1回
第1回 ライツビジネスとは
馴染みのない「ライツ」という言葉。出版社ではよく「紙以外の全てのものを扱うのがライツです」という言い方をします。それはどういうことなのか?その概要を学ぶ
第2回
第2回 ライツビジネスの中でも特に成長を続ける商品化という仕事
ライツビジネスの中には映像や配信など様々なジャンルのものがあるが、その中でも商品化に焦点を絞り、映画、ドラマ、アニメなどそれぞれのケースの説明と実務内容について学ぶ
第3回
第3回 クリエイティブが求められる商品化という仕事
契約、権利等商品化に大切な事務的要素は多数あるが、それに加えて求められるのはクリエイティブな力。それは何故なのか?GAME化や監修作業の実例をもとに学ぶ
第4回
第4回 商品化企画について考える
実際に商品化企画を考え提出する
第5回
第5回 タイアップすることでのIP戦略の狙い
商品化の仕事において今や欠かすことのできない「タイアップ」案件。IPの拡大に際しタイアップとはどのように向き合い、実務をこなしていくのか。映画、アニメ等の実績を紹介しその概要を学ぶ
第6回
第6回 商品化企画に対するフィードバックと企画の立て方について
過去「進撃の巨人」や「炎炎ノ消防隊」等で行ってきた事例を紹介しながら商品化企画に対するフィードバックを行う
第7回
第7回 IP活用におけるイベントビジネス
舞台、展示会などIP活用によるリアルイベントは近年爆発的に増えている。ここでは「進撃の巨人展」の実例からライツビジネスの関わり方を学ぶ
第8回
第8回 無事商品が発売されるまで
企画が成立した後にも様々な業務が発生する。最後の出口までを学ぶことで商品化に関する一連の流れを学ぶ
購入が必要な教科書
教科書以外に準備するもの(画材・機材)
参考文献
※大学での教科書販売はありません。
教員より履修学生へメッセージ
基本的な知識がなくても大丈夫です。皆さんが就職を考える上での一つのヒントになればと思っています。授業に臨むにあたって可能であればTVアニメ「進撃の巨人」を1話以上視聴してきていただけると助かります。
教員連絡先