シラバス情報

授業コード
33430003
講義名
映像制作演習応用C [対面型・カード]
開講時期
2021年度2Q(前期)
科目分類
演習
科目分野
映像
教員名
大塚 恭司
実務家教員
実務家教員
履修年次
3〜4
単位数
2単位
曜日時限
木曜5限、木曜6限

学習目標 (到達目標)
テレビドラマや映画を、プロの視点から解析的に観ることができるようになる。
シナリオの読解方法、俳優の演出方法、映像の構築方法等、極めて具体的、実戦的な技術の習得を目標とする。
授業概要 (教育目的)
将来、ドラマや映画のプロを志望する者のために、あらゆるドラマの基本となる「二人芝居」の演出方法を中心に、具体的技術を学ぶ。
まず過去の名作を研究し、それらを理解した上で、第4回以降は実際に作品を制作する。

映像制作のプロが使っている演出技術の研究〜理解〜模倣〜発展
座学(前半)と制作(後半)その両方を通じて、プロの技術の第一歩を身につける。
履修条件
・映像制作演習基礎A
・映像制作演習基礎B
・映像制作演習基礎C
・映像制作演習基礎D

上記科目の内、2科目以上の単位修得
履修条件緩和
成績評価方法・基準
第1回〜第3回に全て出席していること

授業に真剣に取組んでいること40%

作品制作に積極的に参加していること40%

リポート20%
期末試験の内容
作品の発表と解説。
解説は、作品についての解説と、制作過程における自らの役割の解説。

試験日は最終回。

リポートの提出。
課題の内容
第1回〜第3回は、過去の名作映画を課題として1本ずつ観てくる。
第1回は『セッション』(2014年  デミアン・チャゼル監督)
第2回以降は授業で発表

授業内容
第1回
■第1回タイトル
オリエンテーション ・「二人芝居」の演出技術その1

■第1回内容
授業内容、目的の説明(前半)

映画『セッション』における「二人芝居」の演出技術を解説
第2回
■第2回タイトル の複製
「二人芝居」の演出技術その2

■第2回内容
さらに進んだ「二人芝居」の演出技術を過去の名作から学ぶ(作品は第1回の最後に発表)
撮影用コンテの勉強方法、作り方を学ぶ
第3回
■第3回タイトル
「二人芝居」の演出技術その3 ・制作チーム編成

■第3回内容
さらに進んだ「二人芝居」の演出技術を過去の名作から学ぶ(作品は第2回の最後に発表)

シナリオと映像のマッチングについて学ぶ                    

制作チームの編成
制作の具体的なスケジュール説明
第4回
■第4回タイトル
プリプロダクションその1

■第4回内容
制作内容を決定して発表
シナリオ作成開始
第5回
■第5回タイトル
プリプロダクションその2

■第5回内容
シナリオとスタッフ編成発表
ロケハン
コンテ、スケジュール作成
リハーサル
第6回
■第6回タイトル
撮影その1

■第6回内容
撮影
第7回
■第7回タイトル
撮影その2    ポストプロダクションその1

■第7回内容
撮影

終了次第ポストプロダクションへ
第8回
■第8回タイトル
ポストプロダクションその2

■第8回内容
ポストプロダクション(完成)

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
第1回〜第3回は、過去の名作映画を課題として1本ずつ観てくる。
第1回は『セッション』(2014年  デミアン・チャゼル監督)
第2回以降は授業で発表

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
第1回〜第3回は必ず出席すること。
作品を制作するにあたり、撮影、録音、編集の基礎技術は持っていること(全てが得意である必要は無い)。
シナリオを書く意欲のある者、監督を志望する者にとって、重要な内容になる。
教員連絡先