シラバス情報

授業コード
37520001
講義名
ゲーム開発演習 II 【セット履修】 [ライブ]
開講時期
2021年度4Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
プログラミング
教員名
饒平名 秀成
実務家教員
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
2単位
曜日時限
土曜5限、土曜6限

学習目標 (到達目標)
これまで学習してきたプログラミング技術を応用し、ゲームを題材としたインタラクティブコンテンツの制作手法を学ぶことで、基礎的なプログラミング技術からより高度な制作物をつくり上げるための能力を養うことを目的とする。特に3Dのコンテンツに着目し、数学・物理的知識を3Dプログラミングに応用することを学ぶことで、より高度な開発技術や表現手法を習得するための基礎能力の向上を図る。



インタラクティブコンテンツの基本的な概念から、データ構造、オブジェクトの操作手法、グラフィック技術、衝突判定、サウンド技術などのデジタルで制作物を構築する際に必要となる手法を学ぶ。
授業概要 (教育目的)
近年、デジタルデータを扱うコンテンツは各種産業への発展が目覚ましく、ゲームやメディアアートなどのインタラクティブ/リアルタイムコンテンツの分野においても高度化の一途を辿っている。本講義では、ただデータを扱うだけのプログラミングではなく、より実践的で生の現場に近い開発技術を習得するためにゲーム開発(昨年度は『シューティングゲーム』など)を題材とし、ひとつの作品を1から制作することで、大まかな作品作りの手法を学ぶことを目的とする。



開発技術としては、各大手ゲーム会社やデザイン事務所が制作に用いることが多くなったUnityとC#を基本的な技術として使用する。
履修条件
①C言語プログラム演習ⅠおよびⅡ
②C++プログラム演習ⅠおよびⅡ
③プログラミング演習Ⅰ(Python)およびⅡ

上記①または②または③の単位修得
履修条件緩和
課題による緩和あり
成績評価方法・基準
平常点10% レポート提出50% 最終課題40%



※出席率7割未満の学生については、評価対象としない(不可とする)

※公欠は2回までは認める(事前に何らかの方法で通達すること)
期末試験の内容
最終プログラミング課題の提出

提出方法など、詳細は授業内で告知
課題の内容

授業内容
第1回
映像制御に関して理解する。
第2回
VFXを用いた画面表現について理解する。その1
第3回
VFXを用いた画面表現について理解する。その2
第4回
ARを用いたシステム構築を行う。その1
第5回
ARを用いたシステム構築を行う。その2
第6回
マルチプレイ通信を行う。その1
第7回
マルチプレイ通信を行う。その2
第8回
マルチプレイ通信を行う。その3

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
【基本操作など】

・Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発 吉谷 幹人 (著)







【応用編】

・ゲームアプリの数学 Unityで学ぶ基礎からシェーダーまで 久富木 隆一 (著)

・CODE COMPLETE 完全なプログラミングを目指して スティーブ マコネル (著)

・リーダブルコード —より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック Dustin Boswell (著)



※必須ではなく、先行して、ないしはより包括的な開発技術を学びたい者向け
※大学での教科書販売はありません。

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