本科目は、犯罪対策の全体像を主に公共制政策学の視点から概観するものです。主な目的は、履修生が知識や情報を取得することではなく、犯罪の問題を考える際の「思考のフレームワーク」を各履修生の頭の中に構築して頂くことです。 具体的には、本講義を受講することにより、各受講生は以下のような技能を取得できることが期待されます。 (1)犯罪対策に関する学術理論上の基本的な概念を理解し、説明することができる。 (2)犯罪対策に関する学術理論上の基本的な論点の所在を理解し、説明することができる。 (3)日常的に発生している各種犯罪事案及び犯罪関連報道等の背景事情を、学術理論に基づき理解し、説明することができる。 (4)犯罪対策に関して、学術理論に基づく適切な政策提言を考え、説明することができる。
|