シラバス情報

授業コード
51410001
講義名
アニメーション史 ※旧アニメ史
開講時期
2023年度2Q(前期)
科目分類
教養
科目分野
教員名
津堅 信之
実務家教員
履修年次
1~4
単位数
1.00単位
曜日時限
水曜2限

学習目標 (到達目標)
日本映画、サブカルチャーの中で重視される日本のアニメ。
それは突然生まれたものではなく、過去の歴史が積み重なり、今に至っています。
この授業では、アニメの歴史上さまざまな注目作品を視聴して、アニメが何を目指してきたかを学び、映像表現としてのアニメの独自性の理解を目指します。
授業概要 (教育目的)
日本のアニメを的確に、かつ深く理解するため、その歴史を考察します。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
毎回の授業の感想(用紙を配布します)の提出を含む授業参加度合い(50%)、小論文(50%)。
小論文の課題は授業最終回に発表します。
「論文」というほど堅苦しいものではありませんが、自分の考えを「言葉」で表現する重要性を再認識してもらいたいと思います。
期末試験の内容
課題の内容

授業内容
第1回
日本のアニメの始まり。日本初のアニメが制作された時期から戦時中にかけて。
第2回
東映動画設立。日本のディズニーを目指して長編アニメ制作を開始した東映動画は、スタジオジブリの源流にあたる。
第3回
虫プロダクションの功績。「毎週1回・1話30分・連続放送」のテレビアニメは『鉄腕アトム』が最初だが、これは世界的にみても非常に稀な形式だった。
第4回
アニメブーム。『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』のヒットによるアニメブームの特性について。
第5回
スタジオジブリの功績。特に宮崎駿監督の仕事を通じて、スタジオジブリが果たしてきた役割について。
第6回
魔法少女アニメの位置づけ。日本独自のジャンルである魔法少女アニメの歴史と可能性について。
第7回
『新世紀エヴァンゲリオン』から現代まで。日本のアニメ界で四半世紀にわたってブームを形成してきた『エヴァ』と、現代アニメの到達点について。
第8回
日本のアニメの特性とは何か。授業の総まとめ。
諸外国のアニメと比較して日本のアニメは何が異なるのかについて。

購入が必要な教科書
書名
日本アニメ史
著者
津堅信之
出版社
中央公論新社
ISBN
978-4121026941
備考

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

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