シラバス情報

授業コード
35420001
講義名
美術演習 I 【セット履修】
開講時期
2023年度3Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
教員名
増山 修
実務家教員
履修年次
2~3
単位数
2単位
曜日時限
木曜5限、木曜6限

学習目標 (到達目標)
・絵を構成している要素を分解して理解できるようになる。
・立体物や風景を明暗だけで構成できるようになる。
授業概要 (教育目的)
見えるものから本質を見抜く力を付け、それを他者と共有できるためのスキルを身に着ける。錯覚を排除し、原理原則に基づいて絵を描けるようにする。
履修条件
パース基礎の単位修得
履修条件緩和
成績評価方法・基準
授業内で行う課題と復習課題の完成度と、授業態度をもとに5段階で評価する。
期末試験の内容
実施しない(毎授業での課題を試験の代わりとする)
課題の内容
課題は毎回以下の2つとする。
①授業内に提出する課題
②2回目以降の授業日9:00に提出する課題
提出時のデータは原則Jpegとし、デジキャンにアップロードする。

授業内容
第1回
【アニメーション美術概論】
絵の基本要素・コンセプト・設定・輪郭・パース・画面構成について解説と実技を行う。
第2回
【基本明暗1】基本立体を2階調で描く。
第3回
【基本明暗2】複数の基本立体を組み合わせて 街を描く
第4回
【基本明暗3】複数の基本立体を組み合わせ て自然を描く
第5回
【応用明暗1】反射光についての理解を深め、3階調〜5階調による描写を行う。
第6回
【応用明暗2】立体表現のバリエーションを増やす。建物の窓の描写を行う。
第7回
【室内1】室内の陰影の法則を覚え、様々なアングルで描く。
第8回
【室内2】室内で使われる様々な光表現や質感表現を覚えて描く

購入が必要な教科書
書名
アニメスタジオで教わる背景画の大原則 神技作画シリーズ
著者
増山 修
出版社
KADOKAWA
ISBN
4046046422
備考

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
増山修twitter
https://twitter.com/MasuyamaOsamu
※大学での教科書販売はありません。

教員より履修学生へメッセージ
絵を創り上げる過程には、技法やツールを超えた「ものの見方」があります。それを各々の分野で生かしていただければと思います。
教員連絡先
contact@inspired.jp