シラバス情報

授業コード
11340001
講義名
レポートライティング II 【セット履修】※旧日本語文章表現 II
開講時期
2024年度2Q(前期)
科目分類
基礎
科目分野
セルフディベロップメント
教員名
小林 雄志
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
1.00単位
曜日時限
火曜4限

授業概要
本授業では、レポートライティングⅠで学んだことをベースに、論理的な思考を文章に表現し、他者を説得する能力を養います。具体的には、各自が設定したテーマに取り組むことで、実践的なレポート執筆スキルを向上させつつ、思考力と論理的な表現能力を鍛え、包括的なレポートライティングのスキルを身につけることを目指します。
到達目標
自分の考えや意見などを正確に伝える文章を書くことができる
事実や根拠などを明らかにした論理的な文章を書くことができる
履修条件
⼀般学⽣のみ受講可
履修条件緩和
成績評価方法・基準
毎回の課題30%
期末レポート50%
平常点(授業態度等)20%
期末試験の内容
実施しない
課題の内容
レポートライティングⅠで学んだ内容を踏まえ、各自が設定した「ライティング課題」についてレポートを作成し、提出する。

授業内容
第1回
【授業の目的とルールの説明】
授業の目的とルールについての確認を行う。また、レポートライティングⅠの内容を振り返る。
事前学修:レポートライティングⅠで提出した課題を読み返す。
事後学修:授業時の配布資料を通読する。
第2回
【情報の収集と整理】
情報収集と整理の方法についての基本的内容を確認し、データベースや図書館の活用方法についての演習を行う。
事前学修:前回授業の配布資料を通読する。
事後学修:授業時の配布資料を通読し、データベースでの文献検索を行う。
第3回
【収集した情報の提示と信頼性を含む議論】
収集した情報を効果的に提示する方法や情報の信頼性に関して学んでいく。また、マインド・マップの作成方法を、実践を通して習得する。
事前学修:前回授業の配布資料を通読する。
事後学修:授業時の配布資料を通読し、作成したマインドマップを振り返る。
第4回
【マインド・マップに基づいたワークショップ形式の討論】
マインド・マップを利用したワークショップ形式での討論を行い、狭い範囲の「ライティング課題」を設定する。
事前学修:前回授業の配布資料を通読する。
事後学修:授業時の配布資料を通読し、設定したライティング課題に関する情報収集を行う。
第5回
【ライティング課題の選択とグループ内での意見交換】
設定した「ライティング課題」から選択を行い、グループ内で意見交換を行う。選択した課題に対する文章の起草を開始する。
事前学修:前回授業の配布資料を通読する。
事後学修:授業時の配布資料を通読し、一次原稿の作成を進める。
第6回
【グループ内での一次原稿の読み合いと修正】
グループ内で一次原稿を共有し、読み合いを行う。文章技法(レトリック)を含めた意見交換を実施し、一次原稿を修正する。
事前学修:一次原稿の作成を進める。
事後学修:意見交換の結果を参考に、一次原稿の修正を進める。
第7回
【グループ内での修正原稿の読み合いと最終原稿の作成】
修正した原稿をグループ内で読み合い、最終的な原稿を作成する。文章技法(レトリック)を含めた最終的な意見交換を実施する。
事前学修:最終原稿の作成を進める。
事後学修:意見交換の結果を参考に、最終原稿の修正を進める。
第8回
【原稿の最終確認と提出】
原稿の最終確認および必要な修正を行った後に、最終原稿を提出する。
事前学修:最終原稿を完成させる。
事後学修:授業全体を振り返り、授業を通して成長できた部分を確認する。

購入が必要な教科書
書名
使用しない
著者
出版社
ISBN
備考

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
ノートPC

参考文献
思考を鍛える大学の学び入門 論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶応義塾大学出版会)
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先
yuji_kobayashi@dhw.ac.jp