シラバス情報
教員名 : 杉山 卓也
授業コード
33120006
講義名
映像制作演習基礎B
開講時期
2024年度3Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
映像
教員名
杉山 卓也
実務家教員
履修年次
1〜2
単位数
2.00単位
曜日時限
月曜3限、月曜4限
授業概要
自分たちの手で1つのテレビ番組を作り上げる。
この目標をもとに、授業ではテレビ番組制作に必要な知識やポイントを理解し、番組制作に必要なことを学ぶ。
番組作りのコンセプトとなるアイデアをそれぞれが出し合い、面白いと思う企画を実際に番組として形にしていく。
作業はグループ単位で行い、プロデューサー、ディレクター、カメラマン、アシスタントディレクターなどの役割を分担する。
チームリーダーを中心に各種の担当業務を遂行し、チームワークの力を結集して1つのテレビ番組を完成させる。
到達目標
テレビ番組はどのように作られているのか?制作において必要なことは何か?など、番組制作に欠かせない知識やノウハウを学び
番組制作に必要なフローを習得できるようになる。
企画立案から構成、台本作成、撮影、編集まで一通りの演習を授業で行い一つの番組を作り出すため、想像力や自主性などを育むことができるようになる。
作業はグループごとに役割を分担することで、チームワーク力を高めることができるようになる。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
(1)授業中の発言や質問 20% (2)FSの役割や作業、コメント 30% (3)制作課題(番組制作) 50 %
役割ごとの動きや作業など授業での取り組み姿勢
提案した企画やアイデア
授業中の発言や質問など積極性
チームごとに制作した番組の課題
期末試験の内容
課題の内容
最後の演習講義の⽇に、各グループに完成した映像をプレゼンしてもらいます。
授業内容
第1回
テレビ番組の基礎知識講座
オリエンテーション(教員・生徒自己紹介)を実施し、お互いのことを理解する。
テレビ番組がどのように作られているのかなど基礎的な内容を学び、制作フローや制作の役割などの知識を深めていく。
第2回
番組制作の課題発表
課題制作に向け今後何をしていくのかなどを学ぶ。
番組作りにおいて重要となる企画を立案するために、どのように企画案を探すのかや
企画案作成のポイントなどを説明する。
次回の授業までに自分がやりたい企画を見つけ出す。
第3回
番組企画の発表
課題となる番組制作に向け、各々が考えるやりたいことを発表する。
企画案をそれぞれ発表し、面白いと思うものを投票し、やりたい企画を選定する。
企画案の講評を含め、チームリーダーを決定する。
第4回
課題制作のチーム分け
番組制作に必要な役割について説明し。希望する役割を発表する。
やりたい企画ごとにチームを編成し(1チームは5〜6人を想定)
チーム内での役割や担当を決定する。(グループワーク)
第5回
台本作成の基礎講座
番組の中身はどのようにできているのかを学ぶ。
作りたい番組をどう構成するのかなど、台本を作る上で必要な知識を習得し
制作のベースとなる台本作成に取り掛かる。
第6回
台本制作作業
台本通りに撮影するために必要な撮影に関する知識を学び
実際の台本を作り上げる。
撮影の準備や撮影場所の選定など役割ごと台本制作を進めるためのグループワークを実施する。
第7回
撮影の基礎講座
編集作業を見据えた撮影の知識を学ぶ。
編集しやすいように、撮影時の画角をどのようにするのかや
インタビューの仕方など基礎的なことを学習し、実際の撮影に備える
第8回
VTR制作の開始
撮影などを始めて課題となる番組制作に取り掛かる。
第9回
編集作業の基礎講座
撮影したものをどのように編集していくのかなど基礎的な知識を学ぶ。
テロップや音楽、BGMはどのようにするのが良いか、編集する際に気をつけることなど学習する。
第10回
スタジオ撮影の準備
スタジオ撮影に向けた準備を行う。
小道具の用意やスタジオ収録で流すVTRの制作などを進める。
第11回
スタジオ撮影前半
チームごとに20分程度スタジオ撮影を行う。
第12回
スタジオ撮影後半
残りのチームによるスタジオ撮影を実施。
第13回
編集作業前半
スタジオ撮影したものと事前に制作したVTRなどの編集作業を実施。
アバンやCM制作も同時に行う。
第14回
編集作業後半
編集作業を継続し、編集に関わらない人は
音楽を選定したり、テロップの準備などを行う。
第15回
番組公開前半
それぞれが制作した番組を上映し
教員が評価を行う。
第16回
番組公開後半
残りのチームの番組を上映し
教員が総評を行う。
購入が必要な教科書
教科書以外に準備するもの(画材・機材)
参考文献
※大学での教科書販売はありません。
教員連絡先
電話 070−7475−1004
メール takuya_sugiyama@dhw.ac.jp