シラバス情報

授業コード
33220001
講義名
ストーリー創作演習B
開講時期
2024年度4Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
映像
教員名
林 壮太郎
実務家教員
実務家教員
履修年次
1〜2
単位数
2.00単位
曜日時限
水曜3限、水曜4限

授業概要
個性的で面白いオリジナルストーリーを創作するために必要な初歩的な技術を学びます。オリジナルのストーリーを作るためのノウハウを知り、魅力的なキャラクター作り、プロット(物語の流れ)や書けるようにするだけでなく、毎回行うグループディスカッションを通して、打ち合わせに必要なコミュニケーション能力も育んでゆく。
具体的には3時限目では既存のアニメ作品、特撮作品を参考にしてオリジナルのストーリーを作るためのノウハウを学ぶ。4時限目では5〜6人くらいのグループに分かれて、グループディスカッションを行って、授業の最後にクラス全員に発表する。
到達目標
本科目では以下の3点を到達目標として設定します。
到達目標1 ストーリー創作に必要な初歩的な技術を用いてオリジナルストーリーを作れる。
到達目標2    自分の意見を自主的に伝えることができる。
到達目標3    オリジナルストーリー(企画)の企画書を書ける。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
授業点(授業への向き合い方、自主的に質問する、グループディスカッションで自主的に意見を述べる)……50%。
提出物(最終課題)……50%
期末試験の内容
実施しない。
課題の内容
オリジナルキャラクター、なぜ今このオリジナルストーリーなのか、ログライン、プロットなど、授業で学んだ集大成としてオリジナルストーリーの企画書を作成し、提出する。

授業内容
第1回
【ジャンルとは?】
映画などの作品には10種類のジャンルに分類されると言われている。
特撮番組、アニメ作品からジャンルを分析を行う。
グループディスカッションでは各作品のジャンルを考え、発表する。
第2回
【キャラクター作り①】
特撮番組、アニメ作品における主人公の分析を行う。
グループディスカッションでオリジナルの主人公を作り上げて、発表する。
第3回
【キャラクター作り②】
特撮番組、アニメ作品における宿敵(ライバル)の分析を行う。
グループディスカッションで前回、作った主人公の宿敵(ライバル)を考えて、発表する。
第4回
【構成とは?】
特撮番組、アニメ作品から起承転結、序破急、オープニングやCMの入り方の分析を行う。
グループディスカッションで有名な昔ばなしの飽きさせない構成を考え、発表する。
第5回
【流行とは?】
特撮番組、アニメ作品、深夜ドラマから流行との関連性の分析する。
なぜ今、このオリジナルストーリーを発表するのかを学ぶ。
グループディスカッションで流行を取り入れたオリジナルストーリーを考え、発表する。
第6回
【ログラインとは?】
短い文章で簡潔に物語を伝える技術を身につける。
グループディスカッションで各作品のログラインを考え、発表する。
第7回
【プロットとは?】
脚本を書く前に必ず書くのがプロット(物語の流れを書いたもの)を書く技術を身につける。
グループディスカッションで既存の作品をプロットに起こして、発表する。
第8回
【企画書とは?】
オリジナルストーリーを簡潔に伝えるのに必要な企画書を執筆する技術を学ぶ。
オリジナルキャラクター、ログライン、プロットなどこれまでの授業で学んできたことの集大成。
課題でもある【企画書】を書く。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
「SAVE THE の法則」ブレイク・スナイダー/フィルムアート社「SAVE THE の逆襲」ブレイク・スナイダー/フィルムアート社「小池一夫のキャラクター創造論」小池一夫/ゴマブックス株式会社
※大学での教科書販売はありません。

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