シラバス情報
教員名 : 神谷 貴久
授業コード
37170001
講義名
プログラミング演習 III (Python) 【セット履修】
開講時期
2024年度1Q(前期)
科目分類
演習
科目分野
プログラミング
教員名
神谷 貴久
実務家教員
実務家教員
履修年次
2〜3
単位数
2.00単位
曜日時限
土曜3限、土曜4限
授業概要
プログラミング演習Ⅰ・Ⅱで学んできたことの発展形として、Pythonを用いて様々な処理を実装する
日常的に使える事例をもとに、現実的な手法を学ぶことを目的とする
OSSとして提供されている便利なモジュールを使うことで、簡単に複雑なことを実現する
到達目標
到達目標は、Pythonを用いた応用的なプログラミングができること
具体的には
・Webスクレイピングができる
・画像処理ができる
・エクセル、ワード、PDFファイルの処理ができる
・統計処理にてデータ分析ができる
・機械学習にてデータの予測ができる
履修条件
※2019年度以降カリキュラム生のみ受講可
プログラミング演習ⅠおよびⅡ(Python)の単位修得
履修条件緩和
三目並べが作成できる程度のプログラミング能力。
pythonの変数、リスト、IF文、FOR文が使いこなせること。
成績評価方法・基準
◆中間課題(30%)
プログラミングに関するレポート
◆最終課題(70%)
動作するプログラミングコード一式
※出席率70%未満は、基本的に評価対象としない
※公欠は3回までは認める
期末試験の内容
期末試験は実施しません
課題の内容
◆中間課題
「プログラムを日常生活に生かすには」というテーマのレポート
(2000文字程度)
◆最終課題
機械学習によるデータ予測のプログラミング
授業内容
第1回
【授業概要説明・基礎事項の復習】
クラスやメソッド、ループ処理、条件分岐などの基本的なプログラムの実装方法の復習を行う
【事前学習】プログラミング演習Ⅰ・Ⅱの内容を復習しておく
【事後学習】基本事項の確認と理解。実際に動作させてみる
第2回
【授業概要説明・基礎事項の復習と正規表現】
ファイルの読み書き
正規表現によるパターンマッチング(文字列検索の手法)
【事前学習】ファイル処理を復習しておく。正規表現について調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第3回
【授業概要説明・Webスクレイピング】
Webサイトにアクセスして、HTMLをダウンロードし、必要な情報を抜き出す手法
【事前学習】Webスクレイピングについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第4回
【授業概要説明・Excelファイル】
ExcelファイルをPyhonで読み書きする
【事前学習】Excelシートを制御するモジュールについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第5回
【授業概要説明・PDFファイルとWordファイル】
PDFファイルをPyhonで読み書きする
WordファイルをPyhonで読み書きする
【事前学習】PDFファイル、Wordファイルを制御するモジュールについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第6回
【授業概要説明・画像処理】
画像ファイルをPyhonで読み書きする
画像ファイルに処理をかける(グレイスケール変換、二値化、ノイズ)
【事前学習】Excelシートを制御するモジュールについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第7回
【授業概要説明・統計処理】
統計データの可視化(グラフ表示)
統計データの分析
【事前学習】グラフ表示モジュールについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
第8回
【授業概要説明・機械学習】
統計データの前処理
機械学習によるデータの予測
【事前学習】機械学習モジュールについて調べておく
【事後学習】応用コードを考えて試してみる
購入が必要な教科書
書名
退屈なことはPythonにやらせよう 第2版 —ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
著者
Al Sweigart (著), 相川 愛三 (翻訳)
出版社
オライリージャパン
ISBN
978-4873117782
備考
教科書以外に準備するもの(画材・機材)
自身のPCを用いる場合は、AnacondaをインストールしJupyterを用いてPython3の動作が行えることを確認すること
参考文献
※大学での教科書販売はありません。
教員連絡先