シラバス情報

授業コード
52710001
講義名
コンテンツ産業概論 II ※旧コンテンツ政策論
開講時期
2024年度3Q(後期)
科目分類
教養
科目分野
知の源泉/現代文化
教員名
高橋 光輝
実務家教員
履修年次
1〜4
単位数
1.00単位
曜日時限
金曜2限

授業概要
コンテンツ産業とは、文化的・娯楽的作品を製品として生産・流通・販売していく産業である。
コンテンツ産業は、日本の経済や文化に大きな影響を与えているが、市場規模や成長率は他国に比べて低く、海外展開も十分に進んでいない。このような状況を打破するためには、コンテンツ産業の現状と将来について、経営学や経済学の理論や分析手法を用いて考察することが必要である。

本授業は、コンテンツ産業の歴史や現状を概観し、主要なコンテンツ分野(映像、音楽、ゲーム、出版など)の特徴や動向を分析することを目的とする。その結果、コンテンツ産業のビジネスモデルや戦略、競争力や創造性などについて正しく理解し、その結果、履修者自身が自らの考えを表明できるようになることがねらいである。

コンテンツ産業概論Ⅰに続く授業科目として、コンテンツ産業概論Ⅱでは、世界をテーマに、海外展開の戦略を検討するために、日本コンテンツの競争力、海外の市場動向、海外から見た日本文化をテーマとして取り上げる。
到達目標
・日本および世界のコンテンツ産業の現状と特徴、構造変化を理解できる。
・日本のコンテンツ産業の発展の方向性を分析できる。
・コンテンツ産業における創造性や表現力の重要性を認識し、自らのコンテンツ創作・発信・利用に活かせる。
・先端的なメディア文化やポピュラーカルチャーの変化を事例を挙げて説明できる。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
課題、試験を評価する。

加味する点として授業姿勢(能動的な参加。質問やグループ学習のリーダーシップ、課題発表など)も含む。

授業の出席率での評価は行わない。
 
単位付与条件として、下記をあげる。
※以下を全て満たさなければ単位は付与しないので、注意する事。
 
1、出席率 70%以上
※毎回授業中にチャットで課題や回答を求める為、チャットに全員回答する事が必須となる。チャットでの回答がない場合はFSを提出してもその授業が欠席となるので十分に注意すること。
2、課題の提出
期末試験の内容
試験
ノート、資料、持ち込み可
課題の内容

授業内容
第1回
日本アニメはどうやって海外で評価を得られるようになったのか
第2回
脅威となる海外アニメの実態と関連産業

第3回
日本コンテンツの海外展開戦略を考える:好調な韓国の海外展開
第4回
日本コンテンツの海外展開戦略を考える:中国市場の考察
第5回
日本コンテンツの海外展開戦略を考える:アメリカ市場の考察
第6回
先端的なメディア文化やポピュラーカルチャーの変化とは:コミュニティ、創造性コンテンツ、都市
第7回
日本発コンテンツのプレゼンスを世界に拡大するための提言
第8回
まとめと試験

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
なし

参考文献
なし
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先