|
|
授業コード |
73330061
|
講義名 |
日本語 III D
|
開講時期 |
2024年度3Q(後期)
|
科目分類 |
外国語
|
科目分野 |
日本語
|
単位数 |
2.00単位
|
曜日時限 |
火曜1限、金曜2限
|
授業概要 |
この授業では、全16回の授業を通してアンケート調査の設計から結果の発表までを行う。 自分たちでテーマを探し、調査し、分析し、発表する過程で情報収集、情報伝達、調査分析、原稿作成、発表などのスキルを身につけることを目指す。 また、各授業の最後に日本語能力試験対策のための文法学習と小テストを行い、日本語能力試験N2レベルの文法の定着を目指す。
|
到達目標 |
1.勉学・研究のための日本語運用力を育てる。 2.ゼミに入るために必要な日本語能力試験N2レベルの日本語力を身につける。
|
成績評価方法・基準 |
発表50% (完成したアンケートと最後の発表動画が評価対象となる) 提出物40% (アンケートの作成や結果の分析・まとめ、スライドや発表の構成を考える際に使用したワークシートが評価対象となる) 授業参加度10% (グループ活動や提出物ではないクリッカーでの活動などへの参加度を評価する) 出席が70%に満たない学生は評価の対象とならない。
|
期末試験の内容 |
・試験方法 口頭発表(動画提出) ・試験内容 アンケート調査結果に基づく発表 ・提出方法 授業時間内に実施 ・追試験の実施 無 ・再試験の実施 無
|
第1回 |
アンケート作成(1)目標設定
アンケートの目的と目標を明確に設定する。 適切な質問を設計するために、どのような情報を得たいのか、その情報をどのように使用するのかを検討していく。
|
第2回 |
アンケート作成(2)質問の作成
目標に基づいてアンケートの質問を作成する。 選択肢、スケール評価、自由回答など質問のタイプや、明確で簡潔な表現を学ぶ。
|
第3回 |
アンケート作成(3)構成
回答者がアンケートを容易に理解し、回答できるように質問の順序と流れを考えていく。 また、アンケート用紙のレイアウトや挿絵など、全体のデザインも検討する。
|
第4回 |
アンケート作成(4)チェック・テスト
実際にアンケートを実施する前にクラスの中でテストを行う。 テストを通して、質問のわかりやすさやアンケートの長さなどアンケートに問題点がないか、確認していく。
|
第5回 |
アンケート作成(5)フィードバックと改善
テストの結果を元に必要な改善を行う。
|
第6回 |
アンケート作成(6)完成・実施
アンケートを提出し、調査を開始する。 また、オンライン上にも同じアンケートを作成する。
|
第7回 |
文法まとめテスト(中間) 1〜6回目までに学習した文法についてまとめテストを行う。 ここまでの学習内容を復習しておくことが望ましい。
|
第8回 |
アンケート結果まとめ・分析
アンケートの結果を基に結論を導く。 情報をまとめ、その意味を理解し、それを論理的に表現する能力を養う。
|
第9回 |
グラフの読み方
日本語でグラフを説明する練習を行う。
|
第10回 |
スライド作成(1)スライドの書き方
わかりやすく、見やすいスライドの作り方について考えていく。
|
第11回 |
スライド作成(2)構成
全体の構成を考え、実際にスライドを作成していく。
|
第12回 |
発表に使う表現
発表の場ではどのような話し方がいいのか。発表の場でわかりやすく話せるよう、必要な表現を学んでいく。
|
第13回 |
アンケート結果発表動画作成
作成したスライドと、学んだ発表に使う表現を用いて、アンケート結果発表動画を作成する。
|
第15回 |
アンケート結果発表動画視聴
完成した発表動画を視聴する。 他のグループの発表も見て、良かった点、改善点などを検討していく。
|
第16回 |
文法まとめテスト(期末) 8〜15回目までに説明した文法の内容についてまとめテストを行う。 ここまでの学習内容を復習しておくことが望ましい。
|
新訂版 トピックによる日本語総合演習 テーマ探しから発表へ 中級前期
|
佐々木 薫,安藤 節子,草野 宗子, 田口 典子, 赤木 浩文
|
デジタルコンテンツを学ぶ留学生のためのカタカナ語表現練習帳
|
富田美知子、遠藤樹子、田所直子、中村たか子、藤巻和代
|
教員連絡先 |
メール:a.takahashi@dhw.ac.jp
|
|