シラバス情報

科目名
ウェブ解析実践
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
応用・実践
科目系統
E
開講時期
2Q(夏季集中講義)
開講曜日
開講時限
7限、8限
担当教員
窪田 望
定員
25名
単位数
1単位

授業概要
ウェブ業界は多くの人と関わる。プロデューサー、ディレクター、エンジニアやデザイナー、コーダー、ライターなどの制作チームもいれば、発注者も存在する。そんな時、より多くの力を発揮するためには、「ウェブにおける共通言語」の習得が重要になる。その1つが「数字で語れる力」である。具体的にどのようにしてウェブ戦略を構築し、どのような売上や利益を目指すのか。そういった実践的なウェブ解析について伝える。また、講義のみならず、学生自らが問題発見し、問題解決する力を養うために、ワークを取り入れた授業となる。
到達目標
(1)Webサイトの役割やゴールを理解し、改善のための戦略と戦術を考えられるようになる。
(2)顧客インサイトを理解し、UXの基礎を身につけることができる。
(3)ウェブサイトを分析するための知識を身につけることができる。
キーワード
ウェブ解析、戦略戦術、データ分析、ウェブマーケティング、AI

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
顧客心理とグロースハック
ウェブ解析をなぜ行うのか。その原点には、顧客を喜ばせる体験がある。お客様を喜ばせながら成長させるグロースハック戦略について学ぶ。また、本授業の全体像や最終提出課題などについての説明を行う。
遠隔授業
第2回
ペルソナ設定とカスタマージャーニーマップ
お客様の定義のやり方を通じて本質的に大切にしたいウェブ上でのおもてなし方法について学ぶ。
遠隔授業
第3回
4Pと4C
4Pと4Cの具体例を紹介しながら、マーケティング戦略を自分で考案し、顧客視点と企業視点を織り交ぜながら、深くビジネスを理解する力を身につける。
遠隔授業
第4回
Googleアナリティクスの活用
Googleアナリティクスを実際に操作しながら、基本的な機能やレポートの使い方を学ぶ。
遠隔授業
第5回
顧客インサイトを探せ
インサイトについての理解をした上で、ディスカッション形式で顧客のインサイトに関する学びを共有する。
遠隔授業
第6回
マーケティング0への招待
日本には、世界で最も古くから存在する「マーケティングの源流」がある。そのことを歴史や事例を交えながら、考えていく。
遠隔授業
第7回
データドリブン経営
「データドリブン経営」の考え方や事例をもとに、21世紀の石油と呼ばれるデータを活用するための知識を学ぶ。
対面授業
第8回
プロジェクトピッチ
最終課題のテーマ設定を各自で行い、それに対しての技術的指導を行う。最終的にまとまった内容を簡単なプレゼン形式で発表する。
対面授業

授業形式
講義形式および演習形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)授業態度(FSのコメント)(40%)
(2)最終課題(60%)
履修条件と留意事項
特に前提知識等は必要ないが、今後あるいは現在ウェブサイトの作成、運用、マーケティング等に少しでも関わっている方向けの講義となる。
教科書
1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本/窪田 望、他/インプレス/429501172X
参考文献
窪田望 TikTok
https://www.tiktok.com/@kubotanozomu
窪田望Twitter
https://twitter.com/cnxt_nozomu
窪田望Voicy
https://voicy.jp/channel/3239