シラバス情報

科目名
特別講義L
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
SEAD特別講義
科目系統
開講時期
2Q(夏季集中講義)
開講曜日
開講時限
7限、8限
担当教員
山崎 敦子
定員
80名
単位数
1単位

授業概要
英語論文発表のメリット、論文の構造や各項目の書き方、発表方法などを実践的な演習を通じて学習する。論文のIntroduction、Method、Result、Discussion、Conclusionまでの流れや書き方、謝辞、引用文献、タイトルやAbstractの注意点、図表と数式の表し方、英語論文の重要な表現と文法項目、論理的な文章作成などを学び、演習で確認をする。国際誌や国際学会での論文掲載と英語プレゼンのコツを知り、英語論文を執筆し発表できることを目指す。AIツール活用についても説明する。
到達目標
(1)英語で論文発表するメリットや執筆から発表までの流れがわかる。
(2)英語論文の構造と各項目の書き方や重要点がわかる。
(3)英語論文での重要な英語表現や英文法が使いこなせる。
(4)英語で論文を執筆し発表ができるようになる。
キーワード
英語論文執筆、英語論文発表、論理的文章、英語表現、英語文法

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
講義概要と論文構成
講義概要、英語論文発表のメリット、英語論文の種類、典型的な構造と各項目、Introduction、論文のParagraphとは、Topic sentence、Supporting sentences、文献引用、演習問題
遠隔授業
第2回
英語論文統一性と論理構成
論理構成とtransition expressionsの使い方, 統一性のための代名詞と冠詞(a/anとtheの違いなど)、英語論文の数のルール、演習問題
遠隔授業
第3回
IntroductionとMethodの重要点
IntroductionからMethodへ、英語の時制(特に、現在、過去、現在完了形の違い)、能動的な論文の書き方、Figures & Tables、Captions、演習問題
遠隔授業
第4回
AnalysisからResultとDiscussionへ
形容詞の並べ方、数式の書き方、Analysis、Result 、 Discussionの書き方と注意点、客観的な書き方、演習問題
遠隔授業
第5回
論文英文の組み立て方
英語のフレーズを借りる、”和文和訳”、英文をつなげる、Slash reading、盗用をさける、自動翻訳について、関係代名詞、演習問題
遠隔授業
第6回
Conclusionから文献やAbstractへとTake Home 試験
Conclusion、Acknowlegementの書き方、Referencesについて、Abstractの重要性と書き方、英文タイトルの見直し、演習問題、Take Home 試験
遠隔授業
第7回
英語論文校閲から投稿へ
自分で行う英語論文見直しと校閲、校閲重要ポイント、論文投稿における重要点、論文投稿から受理までの流れ、査読への対応、論文受理後にすること、AIツールの活用、演習問題
遠隔授業
第8回
国際学会発表についてと講義まとめ
国際学会発表のメリットと流れ、英語での研究プレゼンテーションについて、英語プレゼン練習方法、演習問題、Take Home 試験解説、講義のまとめ
遠隔授業

授業形式
講義形式および演習形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)授業への積極的な参加(20%)
(2)授業内での演習課題(40%)
(3)Take Home Examination(40%)
履修条件と留意事項
英語で論文発表することへのmotivationや興味があることが履修の必須条件で、履修者の英語力は問わない。英語論文執筆や発表が英語力向上につながること、そのための演習問題が多い授業であることを理解した上で履修をしてほしい。この講義の目的は、自分自身で英語論文を執筆し国際誌や国際学会に投稿することができる力をつけることであり、担当教員による英語論文の校閲は期待しないでほしい。
教科書
なし
参考文献
特になし