シラバス情報

授業コード
15310001
講義名
アニメプロデュース
開講時期
2024年度1Q(前期)
科目分類
基礎
科目分野
概論
教員名
渡辺 哲也
実務家教員
実務家教員
履修年次
2~3
単位数
1単位
曜日時限
金曜2限

授業概要
企画書作成の要件に従って、独創性、実現可能性、ヒットの可能性、収益の可能性、直感力。を指標として評価する。課題だけではなく授業中の発言とディスカッションへの参加を重要なポイントとして評価する。
授業内では、ゲスト講師をお迎えし実施する。
到達目標
テレビアニメーション番組の企画書を作成することを目標にする。企画の作成を通して、アニメ企画の選定、放送局の役割と選定。広告代理店の役割。制作会社、製作費、 スタッフ編成など(監督・脚本・演出・キャラクターデザイン、声優、主題歌など)。製作委員会の構成企業の選定。海外事業への展開、商品化、プロモーションなどを考えることで、総合的なアニメプロデューサーに必要な能力を学ぶ。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
各個人で企画を作成。事前に最終講義に向けて企画書作成を試験とします。
課題は、各個人でテレビアニメ番組の企画書を作成していただきます。
期末試験の内容
課題の内容

授業内容
第1回
アニメーションビジネス全般の概論と、課題の企画書の書き方の解説。
第2回
製作委員会の変遷
製作委員会が生成されたきっかけ、機能、構成企業の役割などから、
利点と課題を明確にすることで今後の製作委員会の方向性に関して議論する。
アニメの二次利用と海外展開
アニメビジネスで重要な要素である商品化の展開と海外展開に関する概況を考察します。
アニメはどこで稼ぐかを学び、ディスカッションします。
ゲスト:事業会社のプロデューサー
第3回
アニメのデリバリ=テレビ局の役割
今回の企画案は、テレビの放送枠をファーストウィンドとすることを前提とする。
テレビ局の役割と現状を考察。
動画配信事業との連動や製作委員会なども視野に、
今後の放送局のビジネスに関してディスカッションする。
ゲスト:放送局のアニメ担当
第4回
アニメ制作会社に関して
アニメ制作会社の役割、機能など、制作会社全般の仕事を学ぶ。
今後、日本の制作会社はどんな方向で作品制作をするべきかなどを考察。
ディスカッションする。
ゲスト:制作会社のプロデューサー
第5回
原作及び原案に関して 出版社、ゲーム、ネット漫画、 UGC、オリジナルなど、
アニメ作品の原作となる作品の選定に関して考察
原作の選定や、今度の原作に関してディスカッションする。
ゲスト:出版社のご担当者
第6回
今までの授業のまとめとWeb3.0時代のアニメ事業。
NFTとアニメ 最先端のNFTとアニメビジネスに関して事例を元に詳しく学びます。
NFTとは何か?DAOとは何か?アニメとの関係は。
アニメの今後に関して考察とディスカッションを行います。
ゲスト:NFT プロデューサー・インフルエンサー
第7回
業界の重鎮による作品論、ビジネス展開の極意を伺います。
ゲストトーク
第8回
グループを作っていただきます(方法は今後検討)。
10チームを予定(発表グループの選出は今後検討)。
1チーム5分で発表、2分Q&Aを目安とします。
グループで代表する企画書をグループ全員でプレゼンしていただきます。
発表に選択された企画とチームにはプラスの評価を行う。
Q&Aなど、積極的な発言者にはプラスの評価を行う。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
授業中に必要あれば推薦します。
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先