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UI／UX

2024年度2Q(前期)

応用

萩本 晋

3~4

1単位

火曜6限

昨今注目されているUXデザインという考え方を学び、その根底にあるマインドを理解する。
UXデザインは領域が広く手法も多いので、8回の授業で個々の手法を詳細に学ぶことは難しいが、その前段階として、UXデザインの全体像や意義などを理解しておくことは重要であるため、本授業はここに主眼を置く。
なお個々の手法については、適宜授業内で簡単な体験やデモンストレーションを行い、そのイメージを掴んでもらうよう配慮する。

・UXデザインがなぜ重要か説明できる
・UXデザインとはどのようなものか、概要を説明できる
・UXデザインの主な手法を挙げ、その概要を説明できる

・出席率：30%
・課題（レポート）：60%
・その他（授業態度など）：10%

いわゆるペーパーテストは実施しません。

・レポート提出
　（1）身の回りにあるもののユーザビリティ上の問題を分析してまとめる
　（2）授業の感想（授業を通じてわかったこと、わからなかったことなど）
・授業最終日から1週間以内にデジキャンにて提出

【イントロダクション】
・講師自己紹介
・本授業について
・講師のUX経歴
・レポートについて

【ユーザビリティ概要】
・ユーザビリティ概要
・ユーザビリティ評価概要
・アクセスログ解析
・ヒューリスティック評価

【UXデザイン概要】
・UXという概念が生まれた背景
・UXの定義
・UXとその周辺の概念
・UXデザインの全体像（製品開発プロセスとの関係）

【ユーザーリサーチ】
・ユーザーリサーチの意義
・情報収集
・分析

【UIデザイン/プロトタイピング】
・UIデザイン/プロトタイピングの意義
・プロトタイプ作成（時間があれば、簡単な画面UIプロトタイプ作成のデモを見ていただく予定）
・ガイドライン
・UIデザインの基本ルール

【ユーザビリティテスト1】
・ユーザビリティテストの意義
・テスト準備
・テスト実施
・テスト結果の分析
・第6回の予告
・レポートについて

【ユーザビリティテスト2】
・ユーザビリティテスト記録体験（簡単なテストのデモまたは過去のテスト映像を見ていただき、観察、記録を体験していただく予定）

【ユーザビリティテスト3】
・ユーザビリティテスト分析体験
【補足情報】
・UXデザインに必要なモラル
・全体のまとめ
・レポートの進捗確認
・質疑応答

・『誰のためのデザイン？　増補・改訂版 —認知科学者のデザイン原論』
　　D. A. ノーマン/新曜社/ISBN: 978-4788514348
・『ユーザビリティエンジニアリング（第2版） —ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法—』
　　樽本徹也/オーム社/ISBN: 978-4274214837
・『インタフェースデザインの心理学 第2版 —ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針』
　　Susan Weinschenk/オライリージャパン/ISBN: 978-4873119458
・『UXデザインの教科書』
　　安藤昌也/丸善出版/ISBN: 978-4621300374

メールアドレス：hagimoto@dhw.ac.jp