シラバス情報
教員名 : 徳永 修
授業コード
29320001
講義名
特別講義B(電子出版制作)
開講時期
2024年度2Q(前期)
科目分類
応用
科目分野
教員名
徳永 修
実務家教員
実務家教員
履修年次
2〜4
単位数
1単位
曜日時限
木曜3限
授業概要
電子出版コンテンツの制作・配信の仕組みを理解し、それらを実行できる知識と技法を講義・実習する。具体的には各自で執筆した文章を原稿とし、電子出版制作ツールRomancerを用いて、リフロー型EPUB形式の電子書籍制作を行う。各自が制作した電子書籍は受講者全員が閲覧できるようにし、相互批評を行う。毎回の授業でワンステップごとに原稿制作を進めていくので、極力欠席しないこと。
到達目標
本科目では以下の到達目標を設定する。
1)最新の電子出版/電子出版物の概要を理解すること
2)リフロー型EPUB形式の電子出版物を制作すること
3)電子出版/電子出版物について意見表明できること
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
●評価方法:授業時の行動および提出された実習成果物によって評価を行う
●評価基準:講義出席時の行動評価:30%、実習成果物の評価:70%
●注意事項:出席率が70%に満たない学生は評価の対象とならない。公欠する場合は事前に届けること。やむを得ない事情で事前の届け出が困難な場合は事後に届けること
※公欠=就職活動や慶弔などやむを得ない事情で授業を欠席する場合、出席扱いとする
期末試験の内容
期末試験は実施せず、課題提出でこれに代える。
課題の詳細は講義時に連絡する。
課題の内容
講義を通じて制作した電子出版コンテンツを提出してもらうことを予定している。
授業内容
第1回
電子出版コンテンツがどうやって制作され、配信されるのか全体像を解説する。RomancerあるいはAdobe InDesignなど電子出版コンテンツ制作ツールのアウトラインを紹介し、本講義受講にあたっての準備とガイダンスを行う。
第2回
制作の前提として知っておくべき電子出版コンテンツの基本知識について説明する。また、電子出版コンテンツを制作するためのワークフローの説明も行う。
第3回
電子出版コンテンツの制作を前提としたテキスト原稿執筆の技法について説明する。フォントやテキストエンコード等、デジタルコンテンツ上で文字を扱う基本についての説明も行う。
第4回
電子出版コンテンツの制作を前提としたブックカバー制作の技法について説明する。画像フォーマットや解像度等、デジタルコンテンツ上で画像を扱う基本についての説明も行う。
第5回
電子出版コンテンツの制作を前提としたプロット立案やサブテクストの扱い方など、書籍編集の技法について説明する。
第6回
電子出版コンテンツ制作ツールを用いたオーサリング手順について説明する。
第7回
最終課題に向けた電子出版コンテンツのオーサリングの仕上げとブラッシュアップ(=プレビュー/バリデート)工程について説明する。
第8回
受講者各自が制作した電子ブック作品を受講者が自由に閲覧し、相互批評を行う。
購入が必要な教科書
教科書以外に準備するもの(画材・機材)
Adobe Creative Cloudのアカウントを取得していることが望ましい。
参考文献
講義時に随時指定する。
※大学での教科書販売はありません。
教員連絡先
メールアドレス o.tokunaga@dhw.ac.jp