シラバス情報

授業コード
33440001
講義名
映像制作演習応用D
開講時期
2024年度4Q(後期)
科目分類
演習
科目分野
教員名
志村 優
実務家教員
履修年次
3~4
単位数
2単位
曜日時限
金曜5限、金曜6限

授業概要
SNSにおける縦型ショートドラマ制作のナレッジを成功例から学び、課題として実践する。縦型ショートドラマの制作過程の全プロセスを学ぶ。(※3Qで学んだ知識を実践で習得していくため、前後期での取得をオススメする。)
実際に自分でショートドラマを制作し、TikTokに投稿する実践的な経験を通じて、理論的な知識を実践的なスキルに変換する機会を提供する。
これにより、受講生はクリエイティブなコンテンツ制作者として、またはデジタルメディアの専門家としてのキャリアを追求する際に必要な知識と技術を身につけることが可能となる。
到達目標
縦型動画に特化したストーリーテリングの実践的なスキルを習得。
ショートドラマの制作プロセス(構想、スクリプト作成、撮影、編集、公開)の分析と実践。
課題として制作するショートドラマをTikTokへ投稿し、100万再生を本気で狙う超実践形式の授業。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
ケーススタディ分析(30%)
提供されたTikTokのショートドラマのケーススタディを分析し、レポートを提出する。

ショートドラマの制作(50%)
ショートドラマの構想、スクリプト作成、撮影、編集、公開の各ステップを経て、自分自身のショートドラマを制作し、TikTokに投稿する。

最終プレゼンテーション(20%)
ショートドラマの制作過程と成果、そしてそのショートドラマが未来の縦型ショートドラマにどう貢献するかについてのプレゼンテーションを行う。

各到達目標と評価項目の対応は以下のとおり:

短い時間で効果的にストーリーテリングを行う技術の習得 → ショートドラマの制作
縦型ショートドラマ制作プロセス(構想、スクリプト作成、撮影、編集、公開)の習得 → ショートドラマの制作
TikTokでのマーケティングと広告戦略の理解 → ディスカッションへの貢献、ショートドラマの制作
期末試験の内容
学期を通して制作した作品の脚本、撮影、編集、公開までのプロセスを評価する。
また、公開後一定期間内での再生数も評価対象の一部とする。
課題の内容
TikTok投稿用の1話完結縦型ドラマを制作し、公開する。

授業内容
第1回
「過去の投稿作品の成功原因の分析」
TikTokに投稿されている既存の成功例を分析しながら、ゲストとして招いた作品の監督から質疑応答形式によって解説を行う。
第2回
「脚本分析」
受講生が執筆した脚本を複数ピックアップして分析し、その長所と改善点を討論する。
第3回
「縦型動画の撮影現場見学」
実際に『ごっこ倶楽部』で行う撮影現場に見学(もしくはエクストラとして参加)して現場を体験する。
第4回
「個別ミーティング」
作品作りのチーム分けを行い、制作に関するアドバイスを各チームと個別に行う。
第5回
「シロ完パケ発表会」
完パケ前の作品(白完パケ)を全員で視聴して、その長所と改善点を討論する。
完パケをするまでの課題点を提案し合う。
第6回
「完パケ発表会 1回目」
3回の授業にまたがり、講座5の分析を元に完パケした作品のさらに深い分析を行う。
また、次回作の構想についてプレゼンする。
第7回
「完パケ発表会 2回目」
3回の授業にまたがり、講座5の分析を元に完パケした作品のさらに深い分析を行う。
また、次回作の構想についてプレゼンする。
第8回
「完パケ発表会 3回目と講義のまとめ」
3回の授業にまたがり、講座5の分析を元に完パケした作品のさらに深い分析を行う。
また、次回作の構想についてプレゼンする。
最後に、講義を通して学んだことを元に、縦型ショートドラマの未来を討論する。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
・TikTok、YouTube、Instagramのアプリダウンロードとアカウント登録
・各プラットフォームで縦型動画を最低一時間以上視聴した状態(※動画は何でも良い)で参加すること
・ごっこ倶楽部の作品をみて、好きな作品とその理由を3つ言えるようになっておくこと

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先