シラバス情報

授業コード
37530001
講義名
ゲーム開発演習 III 【セット履修】
開講時期
2024年度1Q(前期)
科目分類
演習
科目分野
ゲーム
教員名
饒平名 秀成
実務家教員
履修年次
3~4
単位数
2単位
曜日時限
土曜3限、土曜4限

授業概要
これまで学習してきたプログラミング技術を応用し、ゲームを題材としたインタラクティブコンテンツの制作手法を学ぶことで、基礎的なプログラミング技術からより高度な制作物をつくり上げるための能力を養うことを目的とする。特に3Dのコンテンツに着目し、数学・物理的知識を3Dプログラミングに応用することを学ぶことで、より高度な開発技術や表現手法を習得するための基礎能力の向上を図る。

インタラクティブコンテンツの基本的な概念から、データ構造、オブジェクトの操作手法、グラフィック技術、衝突判定、サウンド技術などのデジタルで制作物を構築する際に必要となる手法を学ぶ。
到達目標
前年に引き続き、UnityとC#を題材として、インタラクティブコンテンツの開発技法を学ぶことで、プログラミング技術の向上や、アルゴリズムの扱い方への理解をより深めることを目的とする。特に、AI技術を題材としたコンテンツの制作を行う中で、種々の制作手法を自身の手で構築する能力の向上を図り、実際の制作現場で通用出来る人材となるための素地を養うことを目指す。
履修条件
ゲーム開発演習ⅠおよびⅡの単位修得
履修条件緩和
成績評価方法・基準
平常点10% 課題提出90%
※出席率70%未満である場合には、評価対象としない。公欠は3回までは認める。ただし、公欠の場合にも課題への評価は通常通り行い、なんらかの緩和措置は行わない。
※講義内になんらかの不正が発覚した場合についても評価をしない。
期末試験の内容
課題の内容
各講義で取り扱った内容に基づいて適宜提出課題を課す予定。

授業内容
第1回
ブレンドシェイプを用いた表情制御の方法について学ぶ
第2回
マイク入力を用いた音声制御について学ぶ。リップシンクを用いたアバター制御について理解する
第3回
Timeline機能を用いたカットシーン制作を行う
第4回
Recorder機能を利用して再生中の画面を動作データとして出力する
第5回
経路探索の仕組みを理解し、NavMeshの基礎技術を習得する
第6回
NavMesh上で動的に変化する障害物の仕組みを理解する
第7回
状態遷移の仕組みを理解し、AIの基礎技術を習得する(1)
第8回
状態遷移の仕組みを理解し、AIの基礎技術を習得する(2)

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
開発に用いるPC。

参考文献
特になし。
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先