シラバス情報

授業コード
73320061
講義名
日本語 II D
開講時期
2024年度2Q(前期)
科目分類
外国語
科目分野
日本語
教員名
高橋 敦
実務家教員
履修年次
2
単位数
2単位
曜日時限
火曜1限、金曜2限

授業概要
この授業では教科書をもとにした語彙、文法、読解力の向上を目指す。
さらに、発表や作文の課題を通じて実践的な日本語能力を高める。
2Qでは、社会的な内容について日本語で表現したり考えを述べたりする能力の向上を目指す。
毎回の授業では、日本語能力試験N2レベルに相当する文法の説明と確認テストを実施する。
到達目標
1.学術的な場面や日常生活の中で自分の意見や考えを明確に表現できる日本語力の獲得。
2.ゼミに入るために必要な日本語能力試験N2レベルの日本語力を身につける。
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
試験40%
小テスト30%
提出物20%
授業参加度10%

出席率が70%に満たない学生は評価の対象としない。
期末テストを受けないと、単位は出ない。
期末試験の内容
・試験方法   筆記試験
・試験内容   授業内で学習した教科書・配布教材の内容
・持込の可否  全て不可
・実施日    1Q試験期間
・追試験の実施 無
・再試験の実施 無
課題の内容

授業内容
第1回
教科書3課「祭り」(1)
教科書を用いて、語彙、文法、読解力の向上を目指す。
第2回
教科書3課「祭り」(2)
教科書を用いて、語彙、文法、読解力の向上を目指す。
第3回
教科書3課「祭り」(3)
読解で得られた情報をまとめ、発表の準備を行う。

第4回
聴解練習(1)
日本語の聴解能力と、聞き取った情報をまとめる能力を鍛える。

第5回
国のお祭り紹介動画作成(1)
口頭表現のみでなく映像などを用いて国の伝統的なお祭りや習慣をよりよく知ってもらえるよう構成を考える。
第6回
国のお祭り紹介動画作成(2)
構成をもとに動画を作成する中で、日本語の表現力を高める。
第7回
文法のまとめ
1〜6回で学んだ文法の定着を確認する。

国のお祭り紹介動画視聴(1)
完成した発表動画を視聴する。
他の人の発表を見ることで、良かった点、改善点などを検討していく。
第8回
国のお祭り紹介動画視聴(2)
完成した発表動画を視聴する。
他の人の発表を見ることで、良かった点、改善点などを検討していく。
第9回
口頭発表「朝型か夜型か」準備(1)
教科書を用い、ペア(グループ)で発表のテーマを考える。
また、発表の構成や日本語の表現を学ぶ。
第10回
口頭発表「朝型か夜型か」準備(2)
発表に必要な情報を調べ、構成を考える。
第11回
口頭発表「朝型か夜型か」(1)
発表や質疑応答を通して、口頭表現、発表に必要な日本語力を高めていく。
自分と異なる意見の発表を聞くことで、改善点などを検討していく。
第12回
口頭発表「朝型か夜型か」(2)
発表や質疑応答を通して、口頭表現、発表に必要な日本語力を高めていく。
自分と異なる意見の発表を聞くことで、改善点などを検討していく。
第13回
聴解練習(2)
日本語の聴解能力と、聞き取った情報をまとめる能力を鍛える。
第14回
作文「朝型か夜型か」(1)
口頭発表をもとに、作文を書く。
異なる視点を取り入れることで、より深い内容の作文を目指す。

第15回
作文(朝型か夜型か)(2)
構成をもとに作文を完成させる。

第16回
文法のまとめ
8〜15回で学んだ文法の定着を確認する。
作文の完成と提出

購入が必要な教科書
書名
新訂版 トピックによる日本語総合演習 テーマ探しから発表へ 中級前期
著者
佐々木 薫,安藤 節子,草野 宗子, 田口 典子, 赤木 浩文
出版社
スリーエーネットワーク
ISBN
978-4883198504
備考
書名
デジタルコンテンツを学ぶ留学生のためのカタカナ語表現練習帳
著者
富田 美知子,田所 直子,中村 たか子,藤巻 和代,遠藤 樹子
出版社
古今書院
ISBN
978-4772231688
備考
継続使用。1年時に購入済みの方は、購入不要。
書名
おしゃべりしながら 書くことを楽しむ中級作文
著者
杉浦千里,木戸光子
出版社
凡人社
ISBN
978-4893589781
備考

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先
メール:a.takahashi@dhw.ac.jp