シラバス情報

授業コード
91110013
講義名
ゼミ I (3DCG映像制作・技術研究ゼミ)
開講時期
2024年度3Q(後期)
科目分類
研究科目
科目分野
3DCG
教員名
黒田 順子
実務家教員
履修年次
3
単位数
1単位
曜日時限
火曜5限

授業概要
現在CG業界において必要とされているハイクオリティなCG映像を制作する技術の習得および作品の制作を行う。習得したCG映像制作の技法の中から研究するテーマを選択し、その技法を活かした作品を制作する。

RenderMan for Mayaを使用し、高解像度でレンダリングしたハイクオリティな静止画作品を制作する。

モーションキャプチャを使用したアニメーション制作を行う。

卒業制作アニメーション作品のアニマティクスを完成させる。
到達目標
卒業制作アニメーション作品のアニマティクスを制作し、よりスムーズな制作進行を心がける。

CG映像制作において、最終的な画像のクオリティに大きく関わるライティングとレンダリングの技術向上をめざす。

ポートフォリオ、デモリールの作成を行い、定期的に行われる講評会において業界から参加するゲストの前でプレゼンテーションを行い、評価されることを前提としたプレゼンテーションの行い方や資料の作成方法を学び、就職活動時に採用されるポイントを身につける。
履修条件
3DCG演習1、3DCG演習2、3DCG演習3、3DCG演習4、を履修し、単位を取得していること。
3DCG演習A、3DCG演習B、3DCG演習C、3DCG演習D、を履修していることが望ましい。
※編入生、留学をしていた学生は相談に応じます。
※黒田の授業を今までに履修したことがない学生は、個別面談で履修状況確認を行います。
・課題について
今までに制作した静止画課題2点以上とアニメーション作品1点以上を提出すること。
その他アピールしたい作品があれば、ポートフォリオ、デモリール、アナログ作品など、形式を問わず、同時に追加提出が可能。
課題提出後必要に応じて個別面談を実施し決定します。
履修条件緩和
成績評価方法・基準
平常点 50 %

中間課題 20 %

最終課題 30 %

公欠を認める回数 2回 欠席と合わせて6回以上で不可
期末試験の内容
2回の課題提出とする。



中間課題として、制作進行状況のプレゼンテーションを行う。

最終課題として、静止画課題2枚の提出を行い、講評会を開催する。

授業とは別日程で、ゲーム業界およびCG映像制作業界からのゲストを招いて課題講評会を開催する。



■課題提出■



■課題締切日

○中間課題: 月 日( )授業開始時間

■課題内容

制作進行状況確認、個別で提出

■提出先

PCルーム3講師マシンDドライブゼミⅠ黒田の

提出ホルダ内



■終了課題■



■課題締切日

 月 日( )授業開始時間

■課題内容

静止画課題2枚、提出方法詳細は配布プリント参照

■提出先

PCルーム3講師マシンDドライブゼミⅠ黒田の

提出ホルダ内

課題の内容

授業内容
第1回
各自卒業制作作品およびゼミの研究テーマを決める。卒業制作作品はグループ制作でも個人制作でも良い。ゼミでのライティング&レンダリングの研究のための静止画作品については個人制作とする。
第2回
卒業制作作品および静止画作品の制作進行表を作成する。卒業制作作品のイメージボード、ストーリーボードの準備を開始する。グループ制作の場合は担当を決める。
第3回
制作する作品に使用する資料を収集し、イメージボード、ストーリーボードを作成する。
第4回
イメージボード、ストーリーボードをもとに、絵コンテを作成しプレゼンテーションの準備を行なう。
第5回
イメージボード、絵コンテを使用し、卒業制作アニメーション作品のプレゼンテーションを行い、評価シートを作成する。
第6回
静止画として作成する作品のイメージを作成する。
前回行なった絵コンテプレゼンテーションの評価シートを確認し、修正点を洗い出す。
第7回
絵コンテをAfterEffectsなどで編集してムービーを作成し、次回のプレゼンテーションの準備をする。モデリング、テクスチャの作成を開始する。
第8回
絵コンテムービーを使用したプレゼンテーションを行ない、評価シートを作成する。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)

参考文献
映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術

天才ダ・ヴィンチから学ぶ驚きの絵コンテ発想法!—アイディアが浮かぶ・伝わる・役に立つ (B&Tブックス)
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先