シラバス情報

授業コード
91510029
講義名
卒業制作課題
開講時期
2024年度1Q(前期)、2024年度2Q(前期)、2024年度3Q(後期)、2024年度4Q(後期)
科目分類
研究科目
科目分野
教員名
鈴木 雄飛
実務家教員
履修年次
4
単位数
4単位
曜日時限
1Q(前期)(集中講義)、2Q(前期)(集中講義)、3Q(後期)(火曜4限)、4Q(後期)(火曜4限)

授業概要
上記学習目標を、卒業制作時に達成することを念頭に、
以下4つの柱を据え、ゼミの仲間とともに試みます。

①固有性の外在化を試みる「プロトタイプ展」
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優れた表現者の共通点は”手を動かすのが早い”こと。
頭や胸の中でぐるぐる考えていても、その正体は掴めません。
書くこと、話すこと、つくること。そうした外在化を経て、
はじめて「これだ!」と大切にしていることに気付いたり、
あるいは「これじゃない!」と違和感が形になったりします。
外部のギャラリーを借りて学生による自主展示を行い、
その経験を卒業制作の糧に活かしていきます。

②固有の表現と出会う「アートツーリズム」
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そもそも、自分はどのような表現を行いたいのか。
実際に見る・聞く・触るなどの体験を経て実感しないと、
想像さえ及ばないというのが実際だと思います。
東京藝術大学などの同じ学生による創作物展示をはじめ、
様々な表現物に積極的に触れる機会を促します。


③固有な他者に触発される「スタディツアー」
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やりたいことがない。昔はあったのに、湧き出てこない。
そんな悩みを聞きますが、そもそも何かへの情熱は、
最初から燃え盛っていることの方が少ないです。
むしろ、他者や世界から急に出番を要請されて、
がむしゃらにやってみる中で「やりたい」が育っていく。
そんな観点から、他者や社会と積極的に交わり、
関わりしろを見つけていく場を提供したいと考えています。
どこにいき、誰と会うかは、その時々で考えさせてください。

④固有性を見つめ直す「内省と対話のプログラム」
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つくる人が生涯で最も話す相手は自分自身だと思います。
ホリスティック臨床教育学の知見から内省の技術を授けます。
一方で、そもそも、考えるの語源は「身交ふ」。
身を持って他者と交わることが、考える。一人で悶々とすることではありません。
自分をさらけ出し、仲間との深い対話を行うための機会と環境を提供します。


上記の目標・目的を達成するため、
「ゼミⅠ〜Ⅳ」「卒業制作課題」の5つの講義は
一連の流れとして設計されています。

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詳細はゼミサイトをご覧ください。
https://www.yuuhi-semi.com/
到達目標
誰もが何かをつくって発信する時代。
せっかくなら”あなただからつくれたもの”をつくりませんか。

物質的にも情報的にも満たされた世界において、
何をつくることが、世界をより良い場所に変えるのだろう。
そのヒントは、世界ではなく、あなたの中にあると思います。

あなたが心の奥底で、ほんとうは、願っていること。
あるいは、世界と関わる中で、育っていくもの。
もしくは、世の中とのズレに対する、決定的な違和感。
そこから生まれる、つくらざるを得ないもの。世界にないと困るもの。
あなた固有の「欲しい」が、未来のしっぽだと思うのです。

それは大抵、誰かの心を深く強く揺さぶる。
僕らはきっと、僕らが思うほど、別々の生き物じゃないから。
そうして、あなたと他者が、ともに新しく祝福されていく。
そんな光景をぜひ一緒に拝ませてください。

自分らしさなんて、変わっちゃうくらいの冒険に出かけよう。
ゼミの到達目標は『固有の生を展開せよ』です。


卒業制作において、表現手法は一切問いません。
ゼミ卒業生は過去に、インスタレーション、小説、ボードゲーム、
フォント制作、映像作品、VR、3DCG、など
ジャンルにとらわれない制作を行なっています。

担当教員はクリエーティブディレクション経験を生かし、
各学生のあらゆる表現活動に伴走します。

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詳細はゼミのサイトをご覧ください。
https://www.yuuhi-semi.com/
履修条件
履修条件緩和
成績評価方法・基準
前半は自主性を重んじますが、後半は内省と思考の深さと制作能力を加味していきます。
期末試験の内容
なし
課題の内容
随時連絡します。

授業内容
第1回
学生の状況により随時検討します。
第2回
学生の状況により随時検討します。
第3回
学生の状況により随時検討します。
第4回
学生の状況により随時検討します。
第5回
学生の状況により随時検討します。
第6回
学生の状況により随時検討します。
第7回
学生の状況により随時検討します。
第8回
学生の状況により随時検討します。

購入が必要な教科書

教科書以外に準備するもの(画材・機材)
なし

参考文献
随時紹介します。
※大学での教科書販売はありません。

教員連絡先
yuuhi_suzuki@dhw.ac.jp