シラバス情報
教員名 : 三宅 陽一郎
科目名
テクノロジー特論C(人工知能)
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
応用・実践
科目系統
E
開講時期
4Q
開講曜日
月
開講時限
7限-8限
担当教員
三宅 陽一郎
定員
80名
単位数
1単位
授業概要
人工知能の全体像と歴史を解説する。ジャンルを問わず、さまざまなフィールドにおける実例と技術を紹介する。特に、ビジネスと創作、両面から人工知能を見ることで、創造性のある人工知能の用い方について詳説する。人工知能の知識から、自分らしくいいアイデアを生み出し、実行する可能性を見つけられる能力を育めるように、多数の、多分野に渡る人工知能の試みを紹介する。自分の専門分野と、人工知能を融合できるように、接点を見つけて取り込めるように、様々な分野の人工知能の応用例を紹介する。
到達目標
(1)人工知能の全体像がイメージできるようになる。
(2)これからの未来を人工知能で描く。
(3)受け手の側になって、人工知能をコンテンツとして届ける感覚を身に着ける。
(4) スマートシティとの関係において人工知能を捉える。
キーワード
人工知能、スマートシティ、メタバース、アート
回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
人工知能とは
人工知能の歴史から、人工知能を学んでみよう。ダートマス会議、検索エンジン、IBMワトソンまでの系譜を理解する。脳の構造の解明、ニューロン、ニューラルネット、そしてディープラーニングまでを理解する。
遠隔授業
第2回
ゲームAI
デジタルゲームの中の人工知能について詳細を説明する。
遠隔授業
第3回
スマートシティ
都市を人工知能化することとは何か、に迫ります。
遠隔授業
第4回
強化学習
人工知能が経験の中で学習する手法について説明する。
遠隔授業
第5回
物語と人工知能
物語の中で人工知能がどのように描かれてきたか、また、どのような役割を果たしてきたか、を通じて、人工知能を受け取る一般消費者の側の視点と心理を解き明かす。
遠隔授業
第6回
コンテンツと人工知能
映画、アニメーション、SF、ファンタジーなど、コンテンツの中で人工知能がどのような役割を果たして来たかを具体的に解説する。
遠隔授業
第7回
哲学と人工知能
哲学と人工知能の関係を示す。
遠隔授業
第8回
生物と人工知能
生物と人工知能はどれぐらい違うのか?を問う。
遠隔授業
授業形式
講義形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)レポートの完成度(80%)
(2) 講義中に学んだことのレポートへの反映度(20%)
2コマずつ4回の講義となるが、2回レポートを提出。2回のレポートで評価。
履修条件と留意事項
なし
教科書
なし
参考文献
人工知能前夜/杉本舞 著/青土社/4791771079
三宅陽一郎
私のブックマーク「ディジタルゲームの人工知能の歴史的変遷─ルールベースからディープラーニングまで」
https://www.ai-gakkai.or.jp/resource/my-bookmark/my-bookmark_vol37-no