ゲームエンジンの初学者向けとして、ソフトウェアのオーサリング方法から説明していく。基本的なコンテンツの制作の流れを理解することを目的とする。また、CGデータやサウンドなど個別の素材の制作方法は扱わず、それらをどのように利用してシステムを制作していくのかに主眼を置く。C#(進度に応じてC++やHLSLなどの他言語も可能性あり)での実装を想定しているため、初歩的なプログラミングの素養があることが望ましい。特に3回目以降はプログラムデータの開発が中心となる。また、日本の高校卒業程度の数学の知識と、マニュアル文書が読みこなせる程度の英語力を前提とする。初回から実際にUnityを操作するため、各自Unityアカウントを用意しUnityHubを導入の上、講義に臨むこと。Unityのバージョンは最新のLTS(Long Term Support)版を想定している。講義実施期間中の難易度や評価基準、課題内容の変更は行わない。
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