シラバス情報

科目名
基礎造形
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
A
開講時期
2Q
開講曜日
開講時限
3限、4限
担当教員
村田 朋泰
定員
15名
単位数
1単位

授業概要
本科目ではDCM修士としての審美眼と発想力の養成を促すため、描画訓練の一種であるデッサンを通じて、基礎的な観察力と表現力の獲得を目指した講義を行う。近年では様々なフレームワークや技法を用いてアートやデザインに纏わる暗黙知を詳らかにする試みが一般化しつつあるが、本科では表現のプロセスを知識情報として理解するのではなく、受講者が各々の手を動かしながら、身体性を伴う体験として構築的に咀嚼することに焦点をあてた講義とする。
到達目標
(1)デッサンを通じて、基礎的な観察力と表現力を獲得する。
(2)身体性を伴うものとして、表現プロセスを体験し、獲得する。
(3)上記のプロセスを通して、DCM修士としての審美眼ならびに発想力を養う。
キーワード
観察力と表現力、デッサン、人物クロッキー、空間把握

回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
観察力とデッサン(1)
審美眼の基礎である「観察力」について学ぶとともに、デッサンに取り組むためのエクササイズを行う。
対面授業
第2回
観察力とデッサン(2)
審美眼の基礎である「観察力」について学ぶとともに、デッサンに取り組むためのエクササイズを行う。
対面授業
第3回
静物デッサン(1)
デッサンを描くときの姿勢や目線とともに、構図、質感、形態、陰影といった要素について学ぶ。
対面授業
第4回
静物デッサン(2)
デッサンを描くときの姿勢や目線とともに、構図、質感、形態、陰影といった要素について学ぶ。
対面授業
第5回
静物デッサン(3)
デッサンを通じて、構図、質感、形態、陰影といった要素に加え、空間(遠近感、パース)を意識することについて学ぶ。
対面授業
第6回
静物デッサン(4)
デッサンを通じて、構図、質感、形態、陰影といった要素に加え、空間(遠近感、パース)を意識することについて学ぶ。
対面授業
第7回
人物クロッキー(1)
人物をモチーフとしたクロッキーを通じて、全体のバランスを瞬時に捉えることや線の強弱による表現、陰影による表現について学ぶ。
対面授業
第8回
人物クロッキー(2)
人物をモチーフとしたクロッキーを通じて、全体のバランスを瞬時に捉えることや線の強弱による表現、陰影による表現について学ぶ。
対面授業

授業形式
講義形式および演習形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S~D)
(1)授業態度および出席日数(指示に従った作業、および授業中の質問と発言)(50%)
(2)講義内成果物(50%)
履修条件と留意事項
本科目はデッサン初心者を対象として開講されるため、同分野の経験者は受講対象外とする。
また講義内で取り組むデッサンおよびクロッキーでは鉛筆、練ゴム、スケッチブックを使用するため、 受講者は各自購入し初回より持参すること。
初回以降の必要物品は下記の通りである。
(1)鉛筆:三菱鉛筆社製 uniまたはHi-uni 硬度5B・HB × 各2本、および 4B・3B・2B・B・F・H・2H × 各1本
(2)練ゴム:ホルベイン社製 KNEADED RUBBER No.3 × 1個
(3)スケッチブック:マルマン社製 B3スケッチブック 厚口画用紙(オリーブシリーズ)× 1冊
教科書
なし
参考文献
特になし