シラバス情報
教員名 : 高木 亜有子
科目名
アカデミックライティング
科目カテゴリ
専門科目
科目モジュール
基礎・理論
科目系統
S
開講時期
2Q
開講曜日
金
開講時限
8限
担当教員
高木 亜有子
定員
80名
単位数
1単位
授業概要
学術活動のための文章の基本的な記述方法を学ぶ授業である。個々が実践的に取り組んでいるテーマや作品について、研究と実践を結びつけるためと、理論と実務の架橋のために、学術的な研究成果として認められるような研究論文を作成する方法を説明する。アカデミックなコミュニティでも評価されるように学会等で発表を行い、継続的に個人業績としてまとめていく際に必要となる方法論を理解し、関連する技術を修得し、プロセス全体を自律的に進めることができるようにする。
到達目標
(1)学術活動のための文章を記述することに関する基本を理解し、関連技術を修得し、自律的に進めることができるようになる。
(2)研究論文を作成するための方法論を理解し、関連技術を修得し、自律的に進めることができるようになる。
(3)学会等で発表を行うための方法論を理解し、関連技術を修得し、自律的に進めることができるようになる。
キーワード
学術活動、研究論文、学会発表、個人業績、査読
回数
タイトル
内容
実施方法
第1回
学術活動
学術活動と研究論文と個人業績について、それぞれどういうものか知り、理解する。
キーワード:学術活動、研究論文、個人業績
遠隔授業
第2回
研究論文
良い研究論文を読みそれがどのようなものか理解し、過去の自分の文章について振り返り反省する。
キーワード:新規性、有用性、論理、正確さ、主張、実用、要旨、概要
遠隔授業
第3回
文章の基本
文章の基本について理解し、実践を試みる。
キーワード:作文技法、学術用語、主節と従節、複文、時制
遠隔授業
第4回
構成とパラグラフ
研究論文の構成とパラグラフライティングについて理解し、実践を試みる。
キーワード:論旨展開、仮説と検証、箇条書き、パラグラフ
遠隔授業
第5回
参考文献と引用
参考文献と引用について理解し、実践を試みる。
キーワード:先行研究、事例研究、参考文献、引用、剽窃、研究倫理、知的財産権
遠隔授業
第6回
図表と表現
図表と表現について理解し、実践を試みる。
キーワード:図表、表現、インフォグラフィクス、調査、実験
遠隔授業
第7回
査読と修正
論文の査読について、回答や修正やすり合わせについて理解し、研究論文の作成のワークフローを知る。
キーワード:査読と回答、校正、修正とすり合わせ、ワークフロー
遠隔授業
第8回
まとめ
各自の模擬論文について発表を行い、最終レポートを提出し、まとめる。
キーワード:研究発表、ポートフォリオ
遠隔授業
授業形式
講義形式および演習形式
成績評価方法と基準
5段階評価(S〜D)
(1)FSのコメント(30%)
(2)毎回の課題(10%)
(3)模擬論文の評価(20%)
(4)最終レポート(まとめと自己評価)(40%)
履修条件と留意事項
(1)日本語能力試験N1レベルを受講の前提とする。
(2)研究論文の学会発表や博士学位取得に興味がある人を歓迎するが必須ではない。
(3)質問などは ayuko_takagi@dhw.ac.jp へメールすること。
教科書
なし
参考文献
特になし